08.就職活動支援のブログ記事

必勝就活塾最終回

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 明日は、必勝就活塾の最終回です。大学3年生を対象として、大学の生涯学習センターが主催して、全7回で展開してきた就活塾ですが、とうとう明日が、最終回です。

 開始は、昨年の12月。何しろ初めての試みなので、どんな展開になるのかが分からず、期待と不安で始めたものですが、ふたを開けてみたら、素晴らしい学生たちの一生懸命なエネルギーに後押されて、とても楽しく、まとまりのある、充実した講座を展開することができました。

おかげさまで、受講学生たちから、採用面接の各ステップを通過したという報告を続々ともらっています。

これも、生涯学習センターのスタッフのみなさん、そして、受講してくれた学生たちのおかげです。心から感謝したいと思います。

明日は、講座の最終のまとめとして、更なる自己探求と自己信頼の回復をテーマに学んでいきたいと思っています。学生たちが最高最善のファーストステップを勝ち取るために、最強のバックアップをしてきたいと思います。

就活塾第4回目

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 明日は、就活塾の第4回目の開催です。テーマは、志望動機。内定を取るためには、絶対に避けて通れない必須要素です。

 志望動機は、内定を取れるか取れないかを分ける重要な要素でもあります。充分な企業研究を行い、本音の志望動機を固めることができた学生こそが、内定を獲得する。逆に、研究をしつくさずに、志望動機をいい加減なままで面接に向かうと、必ず最終までにはおとされてしまう。まさに、成否を分ける分水嶺なのです。

 志望動機は、自分の志をアンテナとして、商品力、営業力、経営管理力、風土、教育、などなど、さまざまな企業情報を徹底的に調べ上げ、そのような条件をもとに、自分のキャリアプランを練り上げていく作業が必要となります。

 明日は、そのようなノウハウの提供、キャリアプランの設定、志望動機の構築を目指します。学生たちが最高最善の内定をとれるよう全面的にバックアップしていきたいと思います。

就活塾開講

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 明日から就活塾が始まります。大学の生涯学習センターの主催で、全7回の講座です。私にとっては、こうした塾は、初めての試みとなります。どんな展開になっていくのか、とっても楽しみです。

 受講してくれる学生たちは、そう安くはない講座料を支払っての参加となります。呼びかけに身銭を切って応えてくれた学生たちに感謝です。大きな期待をもってきてくれることでしょう。期待にこたえられるように、しっかりと頑張りたいと思います。まさに、受講してくれた学生たちは、最高の内定を必ず獲得できるようにバックアップしていきたいと思います。

<必勝就活塾概要>

(講座の目的)
テーマ「就活のスキルを体得して、最高最善の内定獲得を目指す。」
1.哲学の通ったヴィジョン志向の説得力あるエントリーシートの書き方を学ぶ。
2.就職面接のための実践訓練を通してプレゼンテーション(自己表現)スキルを体得する。
3.就職活動に役立つコミュニケーションスキルとグループ面接対策スキルを体得する。
 
(講座の内容)
テーマⅠ 就職を勝ち抜くための心構え
 1. 準備の重要性
 2. 自信と誇りの重要性
 3. こころさし
 4. ヴィジョン方 

テーマⅡ  ヴィジョナリー自己PRの構築
 1. ヴィジョナリー自己PR(エントリーシート編)
 2. ヴィジョナリー自己PR(面接編)

テーマⅢ ヴィジョナリー志望動機の構築
 1. ヴィジョナリー志望動機(エントリーシート編)
 2. ヴィジョナリー志望動機(面接編)

テーマⅣ  グループワーク面接対策
 1. グループワーク面接の傾向と対策
 2. コミュニケーションの改善ポイント
 3. グループ討議面接対策

就活講座の最終日

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 今日は、就活講座「グループワーク面接対策講座」の最終日です。全6回にわたる講座であり、先週からずっと続いていたマラソン講座です。2種類の講座を各3回ずつ展開する形ですが、それぞれの参加者は80名とずいぶんたくさんの学生たちが受講してくれています。体験光栄なことです。

 就活において、最も大切なことの一つは、ヴィジョンです。将来社会人としてどんな存在になりたいのか? 入社してからどんなキャリアを伸ばしたいのか? そもそも入社後どんなことに挑戦してみたいのか? 等について、しっかりと思いめぐらして、自分の夢や理想、目標を出来る限り明確に描けている学生こそが、内定を得るのです。

 だから、将来のヴィジョンをしっかりと胸に抱いたいる必要があるのですが、残念ながらたいていの学生は、夢よりも現実。そうしたい夢のために就職したいと願っているのではなく、そうしないと怖いから就職しなければならないと思い、必死になって動き回っているのですが、そうしたメンタリティは、人事担当者からは見え見えで、そんなぶら下がり志向の人は、決して採用はされませんよ。

 だから、不安感があることは仕方がありませんが、その恐怖にどっぷりとつかるのではなく、もっと前向きに、「幸せになるのだ」と言う覚悟を決めて、自分の本音のヴィジョンを定めていかなければなりません。

 今日のグループワーク面接対策の課題は「輝く企業人の要件」です。だから、まさに、自分たちのヴィジョンを描く形になります。しっかりとみんなで考え、自分の理想、夢、目標を明確化するための第一歩としてもらいたいと思います。

 では、行ってまいります。

 今日から、就活対策講座、グループワーク面接対策講座が始まります。当講座では、就活対策の中でも特にグループワーク面接と呼ばれる面接の対策を勉強し練習する展開となります。2種類の講座を各3回ずつ、計6回にわたって実施していくことになります。

 多少は上向いたといえ、やはり、今年も、就職活動環境は厳しいといえます。しかし、どんなに厳しい環境でも、内定を多数取れる学生はいます。逆に、とれない学生は、どんなに頑張ってもとれない。一体この違いはなぜ生まれてしまうんでしょうか?内定を取れる学生と取れない学生の違いは一体何なのでしょうか?

 よく言われることで、成績、実績、才能、容姿、など本人の属人的な要素が挙げられる場合が多いと思いますが、実は、私が就活指導にかかわってきた体験から分かってきたことは、こうしたことは、就活の成否にあまり関係がないということ。どんなに成績や実績があっても、内定を取れない学生はとれません。逆に、どんなに成績が悪くても誇れる実績がなくともとれる人はとれるのです。内定を取れるかどうかの違いは、実はそうした要件ではなく、ひとえに準備なのだろうと私は思っています。

 就活は戦いですよ。だから、勝つためには、強い武器と防具が必要なのです。なめてかかって、たいして準備もせずに、たいした武装もせずに、ピクニックにでも行くつもりで就活に出陣する学生たちが、ことごとく敗れ去っていくわけです。一方で、その厳しさをじゅうぶんに知り、万全に準備を整えて、最強の武器と防具を身に付けた学生たちは、オーラ自体も変わってくる。必ず勝ち残ることができるのです。

 だから、今回の様な就活対策講座に参加して、学び練習するということは、大きな意味がある。学生たちには、せっかくのチャンスなので、私が学んできた勝利のためのノウハウをすべて伝えきれるよう、しっかりとした武装に一役買えるよう頑張りたいと思います。

 内定を取るためのもう一つのポイントは、まさにコミュニケーションなんだろうと思います。私のお客さんで人事採用に長年携わっている人が、私に教えてくれたことですが、採用に当たってもし迷った時に最終的に判断基準とすることは、「その人と一緒に飲みたくなるかどうか」だそうです。要するに、一緒に仕事をしたくなるかどうか、語り合いたくなるかどうか、心が通じ合えるかどうかが最終基準だということ。もし、学生たちに超能力があって、どんな問題もたちどころに解決できるスーパーパワーがあったとしても、新入社員時に諸先輩からかわいがってもらえなければ、仕事も覚えられないし、何の役にも立てません。まさに、コミュニケーションの力がどうしても必要なのですよ。グループワーク面接講座は、こうしたコミュニケーションスキルが問われるものでもあります。だから、今回の講座でも、コミュニケーションスキルを高めるためのあらゆる方向性を探っていきたいと思っています。

 短い時間ではありますが、学生たちの勝利に貢献できるように、しっかりと頑張ってきたいと思います。では、行ってまいります。

就活解禁

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 昨日から、3年生の就活が解禁されましたね。例年よりも2カ月遅れで、しかも、一斉に活動開始となったせいで、リクナビがパンクするなど、一部に混乱もあったようです。学生たちも、現状の厳しさをじゅうぶんに知っているので、勢いよく活動を開始したのでしょう。確かに、就活は、並大抵ではありませんよ。多分人生の中で数回あるかどうかの強烈な試練なのではないでしょうか。

 実は、現代っ子は、そうした試練にあまりさらされてきていません。だからこそ、直面する現実が甘くないことを思い知らされて、徹底的に打ちのめされてしまう学生たちも多いのではないでしょうか。しかし、意味の無い苦労などなく、痛い体験は、すべて成長の糧につながっていくものです。とんでもないほど厳しい状況は、可哀そうでもありますが、ピンチとチャンスは、準備が整った人にやってくるもの、乗り越えられない壁などないのだということをしっかりと腹にすえて、頑張ってほしいと思います。

 就活は、まさに戦いです。戦いには、勝つためのノウハウがある。勝つための武器と防具を揃えなければ、甚だ不利となります。しっかりと作戦を練って、武器と防具を磨きあげて、準備を整えれば必ず勝てる。私は、勝利に向けての応援をしたいとおもっています。学生たちが、本当にそう生きたい人生への第一歩を踏み出せるよう、お手伝いをしていきたいと思います。

続々と内定報告

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 大学のキャリアアドバイザーとして、学生たちの就職相談に乗っていますが、9月の後期から相談に来るようになった学生たちが、続々と内定報告に来てくれています。学生たちの嬉しそうな顔、充実感、誇らしげな様子を見ると、こういう仕事ができる喜びをあらためて感じ入る次第です。

 それにしても、学生たちは本当に立派だと思いますね。だいたい50社~100社程度は回っているでしょう。ことごとく面接で落とされて、自分に何か根本的な欠陥があるのではないかとまで思いこみ、こんな自分に受かる所なんかないんじゃないかと絶望し、ショックと悲しみと不安と恐怖の中で泣きながらふさぎこんでいても、いつまでもそうしていて許されるわけではなく、暴風雨の心のままで就活戦士として、戦いの場に繰り出していく。そもそも、そんな心境の時に、人の話を聴いてアドバイスを受けようなどという気持ちには、ふつうはなかなかならないものですよ。しかし、学生たちは、そんな逆境の中でも、未知のアドバイザーの門戸をたたき、謙虚に方法を訪ねようと一歩踏み出してくるのですから。だから、よっぽどの覚悟と勇気と危機感を持って来るのでしょう。しかし、私は、苦しくてしょうがない時に、諦めてしまうのではなく、それでも前に向かって、泣こうがわめこうが前に向かって一歩踏み台していくことが大切なんだろうと思います。その最後の一歩に勝利の女神さまは、きっと共感してくれるんだろうと思います。だから、学生たちは、とうとう自分の頑張りで、勝利の女神の協力を得られたんだろうと思います。私ができたことは、ほんのわずかなこと。勝利するための原則と基本的なノウハウを提示できただけで、あとは、それを生きた武器にして戦いぬいたのは学生たち。そんなたくましい学生たちに、私は、敬意を表したいと思います。本当に立派ですよ。

 やはり、悲しいけれども、苦労こそが人を育てる王道なのですね。こうした厳しい体験を通して、一回りもふたまわりも人間として大きくなったように感じます。このやればできるんだという体験をぜひ大切にして、これからの人生、たくましく、幸せに生きてほしいですね。心から応援したいと思います。

依然低い内定率

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    大卒予定者の就職内定率59.9% 過去2番目の低さ 

                           asahi.com 2011年11月18日


 
 来春卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日時点)は59.9%と、文部科学省と厚生労働省が18日発表した。過去最低だった前年同期(57.6%)を上回ったものの、過去2番目の低さ。前年度は、最終的な就職率も過去最低の91.0%だった。文科省は「わずかに光が差したが、依然厳しい状況」としている。

 全国の国公私立大62校の4770人を抽出し、就職希望者に占める内定者の割合を調べた。就職希望率は前年同期より3.3ポイント増の76.9%。全国の来春卒業予定者数(約55万人)にあてはめると、約42万3千人が就職を希望し、その4割にあたる約17万人が内定を得られていない計算だ。

 内定率は、全国の6地域すべてで上昇した。北海道・東北56.9%(1.3ポイント増)、関東64.9%(3.9ポイント増)、中部55.9%(4.0ポイント増)、近畿61.4%(0.9ポイント増)、中国・四国53.5%(0.5ポイント増)、九州52.6%(1.1ポイント増)となっている。国公立は67.4%(4.2ポイント増)、私立は57.4%(1.6ポイント増)だった。

 (以上、asahi.comより引用)

 

 

 10月時点での内定率が過去2番目の低さだったとのこと。内定率というものは、分母が4年生の総人数ではなく、就職を希望することを表明している4年生の数なので、進路が明確ではないけれども就職希望と学生課に言ってない学生も相当数いることを考えると、実際の内定率はもっともっと低いはずです。多分実態は、50%程度なんだろうと思います。

 おおよそ2人に1人は、現時点で内定を取れていないという現実。本当に厳しいですね。どんなに頑張ってもなかなか内定にこぎつけずに、おとされるショックと絶望の中、泣きたいくらいに不安で苦しい中でも、なんとか立ち向かっていこうとする学生たちの心境を思うと、胸が痛みます。

 これは、学生たちの問題と言うよりは、社会経済の問題でもあります。学生たちには、就活がうまくいかないからと言って、自分を責めるのではなく、こうした異常事態ともいえる経済社会環境の中で、自分はどう生きるべきなのかを、単に就職という範疇だけではなく、さまざまな視点から模索することが大切なんだろうと思います。

 先日まで、ブータン国王が来日されてましたが、当ご夫妻のご様子をみると、本当に幸せそうでいらっしゃる。ブータンは、伝統文化を重んじ、人間のつながりを大切にして、グローバルな競争社会からは一線を画して独自の文化を築き上げており、結果、国民総幸福量では、世界一となっています。

 単に競争に勝ち抜くという生き方ではなく、もっともっと人間らしい本質的な生き方があるのだという可能性を示唆してくださっているのだろうと思います。

 学生たちも、こんな時代だからこそ、自分で情報を集め、真実を学び、自分らしい骨太の生き方、時流に流されるのではなく、筋の通った生き方を探求してみる必要があるのかもしれませんね。

 苦しむ学生たちが、本当に良い方向性、可能性を発見できますように、そして本当に良い人生を歩むために良きことが起こりますように祈りたいと思います。

 先日のキャリアアドバイザーの日に、ある学生が内定報告に来てくれました。その生徒は、相談に初めて来たときには、一目で疲れきっている様子が分かり、自信が折れていて、伏し目がちの落ち込んだ雰囲気を漂わせていたものです。

 確かに、就活は、大変ですよ。一生のうちで一度か二度あるかどうかの強烈な試練なのではないでしょうか。今までの受験のように、自分の頭脳だけではなく、自分の生き様や人間力そのものが評価の目にさらされて、しかも、1社や2社だけではなく、数十社、百数十社と言う多くの企業から拒否されてしまうというショッキングな事態に直面してしまうのですから。

 当初は、就活を甘く見ていた学生たちも、全く歯が立たない厳しい現状に直面して、真剣に生き方、生まれてきた意味について深く考えざるを得なくなる。今、内定が決まってない学生は、そんな逆境のさなかにいるのだろうと思います。

 しかし、就活は戦いの場。呑気に物見遊山にでも出かける心境で、大した準備もせずに戦いの場に出かけてしまった自分が問題だったのですから、ここは、気を取り直して、新しい情報を仕入れ、しっかりと勝利の方法を学んで、準備を再構築し、リベンジマッチに挑まなければなりません。

 就活は、プレゼンテーション力が、一番重要なポイントです。要するに、面接における質問に対する答え方が最も合否を決める決定的な要因になるのです。ですから、プレゼンテーションの出来が未熟で説得力がなければ、どんなに多くを回ってもうまくはいきません。就活では、下手な鉄砲は、数を打っても当たらないのですから。

 勝利につながるプレゼンには、秘訣があります。まずは、あらゆる質問を、①自己PR と ②志望動機 としてとらえること。採用担当者が聞きたいことは、実は、その2つしかありません。その2つについてさまざまな切り口から聞いてくるのです。なぜ、そんなに多くの切り口から聞くのかと言うと、学生のその2つが、本物かどうか?筋が通っているかどうか?信頼に値するかどうか?を確かめるために聞いてくるのです。だから、「あなたの自己PRは?」「あなたの長所と短所は?」「人からどんな人だって言われる?」「あなたの性格は?」の質問に対して、全然違う答えを出してはいけない。すべて自己PRポイントとして決定した要素を貫いて応えていかなければならないのです。また、「最近興味を持ったことは?」「理想的な企業人とはどんな人?」「良い○○(公務員など)のあり方は?」などの質問に対して、的外れな一般論を言ってもいけません。それらの質問で問われているのは、あなたの志望動機なのです。だから、あなたにとっての志望動機として、あなたにとっての入社後の夢を語っていかなければならないのです。

 秘訣の2つ目は、ヴィジョナリーであるということ。ヴィジョンの無い学生は、ぶら下がり志向であり、本当は就職などしたくないのだけれども、そうしないと怖いから焦ってしていると見なされてしまいます。就職は、自分の幸せのためにするものであり、怖いからするものではありません。その際、自分の幸せって何?の答えに相当するものがヴィジョンです。その会社に入社して、本当に幸せになれたとしたら、どんな存在となっているのか?どんな教育を受けて、どんな能力を育み、志望企業のどんな特徴(商品力、営業力、結束力など)を活かして、どんな場でどんな人を相手にどんな大活躍をしているのか?などについて、企業研究を徹底的に行い、自分の将来像をイメージして書き出し、具体化してみましょう。そのように真剣に考えた自分の夢が、まさに志望動機となるのです。

 冒頭に紹介した学生は、相談に来た時に、そのような内容を話し、具体的な資料を渡して、参考にしてもらうよう伝えたのですが、その後、学生は、それらの課題に真剣に取り組んでくれたそうです。その結果、戦う姿勢を取り戻し、準備を再構築して自信を取り戻し、リベンジマッチに参入してほんの2週間程度で、志望企業から内定を得られました。

 今、苦しんでいる大学4年の就活生たちに言いたいですね。決してあきらめてはいけない。苦しい時にこそ、泣こうがわめこうが、前を向いて一歩踏み出していくことに意義があること、もう駄目だと思ったときにこそ一歩踏み出した時にようやく勝利の女神がやってくるのだということ。どんな人にも勝機はあるのですよ。勝利する力がないのではなく、勝機を得られるほどの準備が整っていないというだけなのです。しっかりと戦う体制を整えれば、勝てるのです。新たな情報を仕入れて、しっかりと腰を据えて勝利の方法を学び、見通しを立てて、リベンジマッチに挑みましょう。

自己PRのポイント

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 就活において、自己PRをプレゼンする際に、自分の強みだけを一生懸命に語ることが大切なのだと思いがちですが、実は、そのような現在の個人能力やスキルは、それほど重視されません。

 採用とは、現在のその人の能力を買うことではありません。生涯賃金である3億円をかけて買いたいと思っているものは、その人の現在の能力ではなく、その人の潜在性、将来にわたる可能性なのです。

 ですから、採用担当者が最も知りたいことは、現在のスキルや技能と言うよりはむしろ、その人の将来の可能性を引き出す"生き方、哲学、理想"や"夢、ヴィジョン、志"なのです。

 採用担当者は、その人の哲学や志、ヴィジョンをさまざまな視点から問うてきます。ですから、就活生も、真正面からそのような問いに応えていかなければなりません。その問いかけに答えることなく、現在の自分の強みや能力だけを一生懸命に語っても、的外れとなってしまうのです。現在の自分の能力は、自分の将来のヴィジョンを実現するための武器や戦略であり、「能力を生かして、○○を志している」という自分のヴィジョンを語らなければならないのです。

 以上のことから、自己PRを語る際には、「私の強みは、○○です。」で終わるのではなく、「私の強みである○○を活かして、私の社会人としての夢である~という存在になりたいと志しています。」という文脈で表現していくことが大切です。

志望動機の準備

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 最近、最終面接で落とされたという相談が相次いでいます。せっかく最終面接までこぎつけたのに、あと一歩で落とされたそのショックは、相当なものがあると思います。ショックでしばらく何もする気にならないというその気持ちが良く分かります。

 しかし、最終面接で落とされる人には、一つの特徴がある。それは、志望動機が甘いということ。最終面接まで残った学生は、すべて自社にとっては活躍できる素質をもった学生だと人事は認識しています。できれば、すべて採用したいのです。しかし、枠の関係上、どうしても落とさなければならない。そんなとき、誰を落とすだろうかと考えると、やはり情熱が比較的足りない人、志望動機が比較的弱い人と言うことになってしまう。だから、志望動機は、最後の詰めで勝利するためにも必須の要素となります。

 どうすれば、良い志望動機をかけるでしょうか?実はこればかりは、テクニックはありません。どれだけ本気で企業研究を為したかに尽きるのですよ。企業研究と言っても、的をしっかりと得た研究である必要があります。企業研究すべきポイントは、以下の通りです。

<志望動機の準備としての企業研究のポイント>

・取扱商品

・最近のヒット商品

・今後開発しようとしている商品

・商品の素材、部品、部品製造会社の特徴

・現商品のパッケージの特徴

・商品開発の組織の仕組み(部門、人数、等)

・主な顧客、市場、商圏

・今後開拓したい市場、商圏

・営業組織の特徴(どのような部門、各人数、)

・人事考課制度

・報奨制度

・営業教育制度

・販売促進の特徴(パンフレット、販促企画)

・売上と利益の推移

・経営理念

・社風の特徴

・会社の将来の夢

・先輩社員の活躍事例(誰がどんな事を、憧れる事)

・モデルとなるキャリアパス

・教育制度

・資格取得支援

 

以上の項目について、徹底的に調べて、自分は、それらの要素とどうかかわりたいか?10年後の最高に成功した自分ならば、それらの要素を活用してどんなことに挑戦したいのかを真剣に考えてみるのです。まさに、それがヴィジョンであり、入社後の企画提案とにつながるのです。

要素の中には、簡単には調べられないものもあるかもしれませんが、投資情報やOB,OG訪問なども含めて、粘り強く調べれば、何とかなるはずです。ここ一番本気を出して、しっかりと調べ、ヴィジョンや入社後に挑戦したい企画案につなげてみましょう。もしもこの準備がしっかりとできれば、確実に内定につながるでしょう。やろうと思えばできる努力なので、学生には、ぜひ挑戦してもらいたいですね。

 大学生のキャリアアドバイザーを担当してますが、指導している就活生の中で、内定者が出始めました。内定を取れている学生は、すでに、3社程度を得ています。この厳しい中で、内定を取れる学生の特徴は、ヴィジョナリーであるということと言えると思います。ヴィジョナリーとは、すなわち、夢や志を持っているということです。夢と言っても、漠然とした子供たちが抱くような憧れではなく、もっと具体的で詳細が描かれている10年後程度の将来の設計図、青写真、理想のイメージ像です。そのようなキャリアヴィジョンをしっかりと持つということは、就活においては、強烈な武器となります。

 採用担当者は、面接の初期の段階で、学生が、ぶら下がり志向(就社志向)なのかプロ志向(就職志向)なのかを見極めようとします。ぶら下がり志向とは、そうしないと怖いから就活をしている学生が、あせってどこでもいいから内定を得ようとする戦略を言います。一方で、プロ志向とは、具体的で詳細なヴィジョンをもった学生が、自分の夢を実現するための最善の職場を探そうとする戦略を言います。

 採用担当者は、面接の早い段階で、学生が、どちらの志向なのかを判断し、ぶら下がり志向と判断できた人は、どんどん切り落としていく方針となっています。だから、学生がどちらの志向なのかを判断するための質問をたくさんさまざまな視点から投げかけてきます。「あなたには夢がありますか?」「どんな夢ですか?」「入社したら何をしたいですか?」「あなたにとって仕事とは何ですか?」「あなたにとって生きるとはどんなことですか?」・・・・・。夢がある学生は、「私にとって仕事(人生)とは、私の夢を実現することです。それを実現するための最高の職場が御社なのです。」ということができる。逆に、それらの問いに思い付きではなく、しっかりと答えることができない人は、ぶら下がり志向と判断されてしまうのです。

 そもそも、就職とは、怖いからするものでも人に言われたからするものでもなく、自分が幸せになるためにするもの。自分の幸せをあきらめてはいけないのですよ。そして、自分の幸せとは何かと問われた時の答えに当たるものがまさに、ヴィジョンなのです。

 なかなか内定に結びつかない学生は、こことのころをしっかりと考えて、腰を据えて自分のヴィジョンを固めていったほうが良いです。不安で不安で夢など描けないという学生は、そもそもそういうメンタリティが落ちる原因となっているので、一旦就活を休んで、風光明美な温泉地にでも行って、胆力を練り、自分の将来について壮大な夢を膨らませてみたほうが良いです。採用担当者は、学生が、希望に燃えているのか自信が折れているのかの判別くらいは一目でできるのですから。

 そうして、一旦ヴィジョンが固まったのならば、それを、自己PRや志望動機にすべて貫かせるのですよ。たとえば、自己PRであるならば、

「私の強みは、○○だ。

 それは、~を通してはぐくみ、納得のいく結果を出してきた。

 そして、社会人となっても、○○という強みを生かして、"ヴィジョン"という存在になりたいと志している。」

と言えるだろうし、志望動機であるならば、

「私は、"ヴィジョン"という夢をもっている。

 だから、貴社を知った。調べれば調べるほど、魅力的に感じたから今回応募した。

 貴社ならばどんなことにも挑戦したいが、特に興味を持っているポイントは、・・・だ。

 私の強みの○○を活かして、・・・に挑戦し、10年後には"ヴィジョン"を目指したい。」

と語ることができる。採用担当者が求めているプレゼンはまさにこうしたものなのです。

内定を取れない学生は、ひとそのものが裁かれているのではなく、その人の表現が裁かれている。だから、プレゼンを磨けば、必ず内定につながるものです。あきらめずに、しっかりとヴィジョンを固め、戦略を練り直し、準備を整えて戦いに乗り出していきましょう。

就活塾構想

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 現在、大学とタイアップして、キャリア塾を開こうという構想企画がたちあがっています。大学の生涯学習講座の一つとしてメニューを組み、さまざまな大学の学生を呼び集めて、就活を勝ち抜くための様々な教育を展開しようとする構想です。

 私自身、個人的に就活キャリア塾を開きたいという構想は以前からあったので、こうして大学さんから声をかけていただけると、とてもうれしく、大きなチャンスの様な気がしています。

 現段階では、企画書を作成する段階で、今後は海の物とも山のものとも分かりませんが、可能性が楽しみなものでもあり、大切に育てていきたいと思います。

 私は、キャリアアドバイザーとして、大学の就活指導に当たっていますが、内定を取れる学生と取れない学生が、ここにきてはっきりと表れてきました。内定を取れている学生は、すでに2~3社の内定を得ていますね。内定を取れる学生を見ると、やはり、自己PRや志望動機に関して、相当深く練りこまれた戦略的なものを作りこんできており、準備の度合いが格段レベルアップしていることが分かります。だから、就活に対しても、自信を持って立ち向かうことができる。背筋が通って、前向きに生きるパワーと明るさが、素人目にも分かります。

 一方で、苦戦している学生は、やはり、あまり準備に時間をかけずに、とにかく早く内定を取ろうと、クオリティの低い武器でやみくもに戦いに挑んでいる。そんな装備の状況ですから、やはり自信がない。不安と焦りが表情に出てしまっている状況です。

 採用担当者は、自信が折れている学生は、決して採用しません。だから、どんなに自分が頼りなく感じても、自分を信じるという方向性から逃げてはいけないのです。必勝の秘訣は、どこか外部にあるのではなく、自分の内面にしかないのですから。人は、確かに完ぺきではないけれども、決して無力ではない。本気を出していけば、誰もが素晴らしい仕事を成し遂げる潜在力を持っているのですよ。だから、苦戦している学生は、自分から逃げずに、自分を信じて、素晴らしい自分の可能性を採用担当者にぶつけてほしいですね。そのためには、ひとえに準備と練習が必要ですよ。ぶっつけ本番で勝てるほど就活は甘くない。どんなに優れた役者さんだって、長年に渡る稽古と事前の練習とリハーサルがなければ、舞台で良い演技などできません。ましてや素人の学生が、何も準備もなしで、厳しい面接の場で自己表現などできるわけがない。だから、徹底的に準備と練習をしておく必要があります。自分は、磨けば磨くほど輝くものですよ。その可能性を信じて、本気で練習に取り組んでほしいですね。

内定率過去最低

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   今春の大卒就職内定率91%、過去最低

                    asahi.com 2011年5月24日9時29分
    
. 今春卒業した大学生の就職内定率は91.1%で、統計を取り始めた1997年以降で最低だった。文部科学省と厚生労働省が24日発表した。東日本大震災で被害の大きかった東北地方の大学は調査対象に含まれておらず、実態はさらに低い可能性がある。

 前年より0.7ポイント悪化し、「就職氷河期」と呼ばれた2000年春と並んだ。不況に加え、震災後に企業が新規採用を絞り込んだことも影響したと見られる。

 文科省の推計によると、今春の大学卒業生は約55万5千人。37万人が就職を希望したが、うち3万3千人が就職できなかったと見られる。 (以上asahi.comより引用)

 


 予想はしていましたが、昨年の就活環境は、やはり厳しかった。就職氷河期の最も厳しかった時期と同じとのこと。昨年でこれだけ厳しかったので、大震災の影響をもろに受けてしまう今年度は、相当なものになるかも知れません。もはや、通常の状態ではありません。学生たちも、非常時モードで戦いに立ち向かっていく心構えが必要でしょう。

 体験には、それがどんなに痛いものであったとしても、必ず意義のあるメッセージが含まれているものです。今回、こうした厳しい就活環境に直面するということは、そのような厳しさを通してあなたならば、必ず大きく成長できるという天のメッセージだと私は思います。ネガティブな悲観に流されるのではなく、夢と希望を忘れずに、暗い世相に明るく立ち向かっていきましょう。

 今日は、大学のキャリアアドバイザーの日です。今日もきっと就活で頑張っている学生たちが相談に来てくれることと思います。学生たちの人生を後押しできるようにしっかりと頑張ってきます。

採用活動の再開の気配

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 東日本大震災の影響で、企業の採用活動は、一旦停止していたのですが、そろそろ再開されてきている情報が入ってきています。多分連休前に、本格的に再開するように思えます。学生たちも、この波に遅れることなく、しっかりと準備をして出陣をしなければなりません。まずは、説明会情報をしっかりと確保してエントリーに遅れないことです。

 それにしても、来年に向けての就活環境は相当厳しい。本来であれば、本年度の採用数は、増加する予定だったのだと思います。私のかかわっている企業さんでも、震災前の計画では、たいていが増員予定でした。しかし、大震災があって、予定は完全に壊れており、結果的には、昨年度よりも採用数は少なくなると思います。私の関わっている企業さんでは、結果的に、昨年度の3割程度の減少となっております。

 言ってもしょうがないこととはいえ、こんな時代に就職活動にあたってしまった学生は、本当にかわいそうです。苦難は人を育てると言いますが、そんな前向きな言葉をかすませるような不運であり、学生とかかわる人間としては、胸が痛みます。

 しかし、戦い方によっては、必ず勝てる。実際に内定を取れる学生は、多くの内定を獲得するのですから。大学の授業やキャリアアドバイザーの仕事が毎週、月火と担当しております。微力ですが、学生たちの幸せな人生に向けて、少しでも役に立てるように頑張りいたいと思います。

企業の採用活動の現状

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 この大震災と、それに起因する原発問題や計画停電や各種影響を受けて、就活生も大変な不安の中にいると思います。ただでさえ就活環境が厳しい状況だったにもかかわらず、それに輪をかけた形の災難であり、就活の環境は、深刻なほど厳しい状況です。

 私の知り合いの人事担当者の話によると、多くが現状では、採用活動を停止しており、大手企業は、6月くらいから再開を予定しているとのことです。また中小に関しては、4月から本格的に採用活動を再開しようとしている企業が多くあり、おおよそ、もう間もなく就活に関しては、活動が再開されていくだろうと考えられます。

 大災害はまだ終わったわけではなく、中には被災した学生もいると思います。社会も経済も自分自身も落ち着かない状況にあると思いますが、ここは、しっかりと腰を据えて、自分の志を定め、それをしっかりと見据えて、外部の落着きの無さに振り回されるのではなく、コントロールセンターの中心軸をしっかりと自分において、活動を展開していってほしいと思います。

 逆境の中でこそ、自分の真価が試されるものです。就活の再開に向けて、準備を整えていきましょう。

     「夢を」と15歳の私に励まされ
                 朝日新聞 2011/3/4朝刊『声』より引用

夢を追いかけていますか―15歳の私の言葉が20歳の私の胸にぐさりと突き刺さった。来年、就活を迎える私は景近、そのことで悩んでばかりいた。どのような仕事が自分に合い、どの会杜が良いのか。就職決定には何が必要で、大学2年の私は今何をすべきなのか。そんなことを毎日考えるが、答えは見つからず、将来への不安は高まるばかりだった。

 成人式を迎えた私に1通の手紙が届いた。「20歳の私へ。夢を追いかけていますか?充実した毎日を送.っていますか?やりたいことを諦めていませんか?後悔しないように、やりたいことには挑戦してください。......ずっと私は私を応援しています」。15歳の時、5年後の自分へ宛でて書いた手紙だ。中学の同窓会が保管し送ってくれた。

 私ははっとした。将来のため、今何かをやるのではない。私のやりたいことが未来へとつながっていくのだ。やりがいを感じられるものこそが、きっと自分の未来をつくる。前を向くことは大切だが、自分を常に見つめて一歩一歩進んでいこう。 

                     以上、朝日新聞 2011/3/4朝刊『声』より

 

 

 今朝の朝刊の『声』欄に、素敵な記事があったのでご紹介します。ご覧の通り、就活に取り組もうとする学生さんの記事で、20歳の女性の方の投稿です。

 就活を迎えて何をすべきか戸惑っているときに、15歳の自分からの手紙が届いたとのこと。その手紙には、夢をあきらめていませんか?と問いかけられていたとのこと。なんて素敵なドラマなんでしょうか。きっと彼女にとって、今最もしなければならないことは、不安と焦りでやみくもに動くことではなく、腰を据えて自分の夢や志をしっかりと明確にして、それに向けての作戦を練ることなんでしょう。

 あたりまえなのかもしれませんが、最も見えなくなる大切なこと、そんなことを教えてくれたのが、15歳の私だったのです。もちろん、手紙を大切に扱ってくれた同窓会の方々や、5年間という歳月が手伝ってくれてのことでしょうが、まさに、奇跡なんだろうと思います。素敵なドラマだと思いますね。

 本人も気づかれたとおり、今固めなければならないことは、まさに、自分の夢なんだろうと思います。

 いったい自分は、どんな社会人に成りたいのか?

 これから年を取って、いつか死に向かおうとするとき、いったいどんな自分だったならば、納得して死ぬことができるのか?

 自分が一生貫きたい価値、人間性とは何か?

 どんなあり方を実現したいか?どんなことを成し遂げたいか?

 どんな人間関係に恵まれたいか?どんな家に暮らして、どんな幸せを実現していたいか?

 どんな仕事を通してどんな貢献を世界に提供していきたいのか?

 そんな志をしっかりと固め、その夢を貫こうと腹を据えて、それを実現するための最高の職場を探す。まさにその活動を就活というのです。決してそうしないと怖いからするものでもないし、周りから言われるからするものではない。自分の幸せのためにするものなですから。

 最近の採用担当者の学生に対する要望は、主体性を持ってほしいということ。主体性とは、逃げることではなく追いかけること。従うことではなく自ら生きること。他人の目標のためではなく、自分の目標のために活動するということ。そんな前向きな生き方が主体的な生き方なのであり、採用担当者は、学生にそういう資質を求めているのです。まさに、この学生さんが気付いたことは、的を得ているのだろうと思います。

 ぜひこの気づきを大切に、自分をしっかりと持って、厳しい戦いではあるけれども、ひるまずに頑張ってほしいですね。素晴らしい記事をありがとう。応援しています頑張ってください!

 毎週火曜日は、大学でキャリアアドバイザーを担当しております。毎週、多くの学生たちが相談に来てくれるのですが、回を重ねるごとに、学生たちの成長度合いが増してきて、しっかりした就活戦士となっていく様子に、感動しています。

 もともと相談に来る前は、不安に押されて仕方なく就活をしている様子だったものが、自分の将来について真剣に考え、自分の幸せを実現するための職場を積極的に探すのだという主体性を身につけてきています。しかも、企業にぶつけていくことになる自己PRや志望動機も練られてきて非常に強力な武器と防具となってきており、もはや、他校の学生たちと引けを取らない立派な就活戦士です。

 一人の学生は、自分のプレゼンを録画して練習するようになったとのこと。お姉さんから録画の機械を貸してもらったら、お姉さんが、その練習の立会いをしてくれたとのこと。さらに、お母さんも練習を手伝い、ダメ出しやコメントをしてくれたとのこと。こうして、自分で何かを真剣にやっていこうと一歩踏み出したら、不思議に協力者が現れて、ますます成功に近づいていくものですよ。まさに、踏み出す勇気が奇跡を呼び起こすということなんだろうと思います。

 まだまだ厳しい戦いは続いていくでしょうが、こうした努力は人を裏切らない。学生たちは、必ず戦いに勝つだろうと思います。その後押しができるように、こちらも頑張りたいと思います。

 昨日から、J大学のキャリアアドバイザーが再開しました。昨日は、冬休み明けの第一回目となりました。3年生を中心に多くの学生が相談に来てくれました。ちょうど、今が、就活真っ只中です。厳しい環境の中で、苦労しているようです。学生たちの苦労を考えると、本当に胸が痛みます。

 相談に乗っていて、よくわかることは、厳しい環境下にあって、一生懸命に頑張って立ち向かっているつもりなのでしょうが、まだまだ準備不足だということ。就活で勝ち抜くための秘訣は、準備なのです。どんなに能力や実績があっても、準備が整っていなければ、決して勝ち残ることはできません。採用担当者は、本番の仕事においても、その程度の準備と心構えで対処するのだろうと思われてしまううからです。

 特に、自己PRと志望動機に関しては、徹底的に必勝の脚本を練って、徹底的にプレゼンの練習をしておかなければなりません。できれば、録音したり、動画で記録したりなどして、徹底的に修正を図ったほうが良いでしょう。やるからには徹底的にやるのです。やる時はやらなければなりません。

 努力は人を裏切らない。単に焦ってやみくもに動く前に、しっかりと頭と胆力を使って準備を整えて戦いに臨みましょう。就活生たち、頑張れ!

   「大学生は主体性が足りない」 経団連、企業アンケート  asahi.com 2011年2月7日

 最近の大学生には主体性や創造力が足りない――産業界にこんな不満があることが、日本経団連のアンケートでわかった。最近の新卒採用で企業側は、募集人数に達しなくても求める人材がいなければ採用しない「厳選採用」を続ける。内定率の向上には、大学教育の内容を巡る企業と大学のミスマッチを解消する努力が求められている実情が改めて浮き彫りになった。

 大学生の採用で重視すること(複数回答)を企業に1~5ポイントで評価してもらったところ、「主体性」が平均4.6ポイントで最多。「コミュニケーション能力」と「実行力」が4.5ポイントで続いた。

 一方、最近の大学生に不足している素質を尋ねる(同)と、一番多かったのが「主体性」で89.1%。能力・知識面で不足を尋ねた(同)ところ、既存の価値観にとらわれない発想ができる「創造力」が69.3%でトップだった。

 大学に取り組みを期待することの質問(同)では「教育方法の改善」が76.5%を占めた。具体的には、学生に体験活動をさせる授業などが挙がり、教員が一方的に講義する授業への不信を示した。

 企業側は大学教育にどう参加しているのか。27.3%が幹部や実務担当者を大学に派遣して講義をし、インターンシップを実施している企業も48.3%に達した。経団連は「今後も大学側との協力を進めたい」と話している。

 アンケートは昨年9~11月、経団連会員企業1283社と非会員の地方中堅企業に尋ね、596社から回答を得た。(吉田博紀)

以上、asahi.comより引用

 

 

 経団連のアンケートより、就活中の大学生に主体性が足りないという不満が企業側にはあるとのこと。これは、ひとえに、大学生のこころざしの無さによるものだと私は思います。

 就活生には、就社志向と就職志向の2種類の学生がいます。就社志向とは、不安や恐怖にたきつけられて、どこでもいいから内定を得ようと奔走し、内定を得たならば、解雇されないようにしっかりと頑張ろうとする戦略です。正直なところ、大半の学生がこうした意識で就活を展開しているのではないでしょうか。彼ら彼女らは、正直なところ、企業人になどなりたくはないのです。企業人として幸せになるというヴィジョンが持てないのですよ。これは、大学生側の問題というよりは、彼ら彼女らに見本を見せてきた我々大人の問題なのかもしれませんね。

 一方、これとは全く異なる就職志向という戦略もあります。就職志向とは、「自分にはその道のプロとして輝きたいという夢がある。その夢を実現するために就職したい。」という考え方に基づいて、会社にぶら下がるのではなく、自分の夢を主体的に追い求めようとする生き方を言います。彼ら彼女らは、自分の幸せな未来のヴィジョンがしっかりと見えており、そうした夢や志を最も実現できるであろう最高の職場を探すという就活本来の在り方の活動を展開しているわけです。

 この2つの志向の違いが、採用担当者にとって興味のある最大のポイントとなります。採用担当者は、応募者が、就社志向なのか就職志向なのかを早めに見極めて、就社志向の応募者は、どんどん断ろうとするのです。

 そして、この違いを見極めるために採用担当者が学生に投げかける質問が、「あなたの夢を聞かせてください」「当社に入社した後のあなたのキャリアヴィジョンを聞かせてください」であり、その質問に答えられない学生が多いので、今回の記事のように『主体性がない』という評価につながっているのだろうと思います。

 就職できない恐怖や将来が不安な学生の気持ちはわかりますが、単に、それから逃れようともがくだけでは、至って不利であり、早い段階で敗退する事になってしまうでしょう。就活で勝利を目指す学生は、プロ志向、就職志向が必要であり、しっかりとした夢や志、自分の本音のそうありたいと願うキャリアヴィジョンが必要なのです。

 こんなに苦しいさなかで夢や希望など浮いた話は考えられないという気持ちは分かりますが、そのままでは、前述の通り、はなはだ不利であり、戦線を突破しづらいでしょう。だから夢を持てというわけではありませんが、この人生に大きな影響を与えるターニングポイントにあって、自分自身どうありたいか?何のために生きるのか?何が私にとっての幸せなのかをしっかりと考える必要があるのですよ。難しい問題だからと言って決して逃げてはいけないのです。そもそも、就職は、そうしないと怖いからするものではなく、自分の幸せのためにするもの。自分の幸せを決してあきらめてはいけないのです。

 就活生にとって、相当困難な時代であることは確かで、本当にかわいそうだと思いますが、逃げずに立ち向かっていけば、必ず突破口がある。その第一歩として、自分の幸せについて、まずしっかりと考えて、ハートにしっかりと志を持つことをお勧めしたいと思います。

内定率過去最低

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    大卒の就職内定率68.8%、過去最低 12月1日時点 

                     asahi.com 2011年1月18日15時3分
 今春卒業を予定している大学生の昨年12月1日時点の就職内定率が68.8%と、調査が始まった1996年以降で最低となったことが18日、文部科学省と厚生労働省の調査で分かった。初めて7割を下回り、景気が低迷するなかで00年前後より厳しい「超就職氷河期」に入っていることが改めて示された。

 12月1日時点の内定率は、「就職氷河期」とされた00年前後でも70%台半ばを維持していたが、リーマン・ショック後の08年から下落し、今回は過去最低だった09年からさらに4.3ポイント減。この2年だけで10ポイント以上減少した。不況下で企業が採用を絞る傾向が続いており、文科省は「先行きも見通せず、厳しい就職環境が続きそうだ」とみている。卒業時点の内定率が過去最悪とならないよう、厚労省とともに卒業直前の学生を対象に集中的に就職活動を支援するという。

 調査は全国の国公私立大62校を抽出し、約5千人を対象に、就職希望者に対する内定者の割合を調べた。

 男子は前年同時期より2.9ポイント減の70.1%、女子は5.8ポイント減の67.4%で、いずれも過去最低を更新。特に女子は08年80.5%、09年73.2%から急落しており、就職の険しさが目立っている。文系は3.7ポイント減の68.3%。「就職に有利」とされてきた理系でも7.3ポイント減の71.3%で、文理別でも最低を記録した。

 地域別でみると、6地区中、北海道・東北を除く5地区が下落。中部が8.0ポイント減の61.7%で、落ち込みぶりが際立っている。関東は4.3ポイント減の72.1%。

 大学生の内定率は昨年10月1日時点で57.6%と、過去最低に落ち込んでいた。2カ月たっても改善の兆しは見えず、年末が迫っても3割以上が就職先が決まっていない異例の状況だ。高倍率の大企業や有名企業に就職活動が集中する一方で、求人中の中小企業に十分に学生が集まらない「ミスマッチ」も内定率低迷の一因と指摘されている。産業界には海外の学生や外国人留学生の採用を広げる動きもあり、「景気がよくなっても日本の学生の就職枠がどこまで拡大するか分からない」(文科省)との声もある。(井上裕一)

 

 

 就職氷河期を超える厳しさで、すさまじく過酷な現状が見えてきますね。これでは、学生たちがかわいそうです。一生懸命に頑張っても全然可能性が見えてこない学生たちの胸中を察すると、胸が痛みます。自分の努力ではどうしようもない時代の荒波にのみこまれている状況ですよ。とにかく頑張れと応援するしかできないのが歯がゆいですね。

 しかし、こんな厳しさの中でも内定を取れたと報告に来てくれる学生たちがいますが、彼ら彼女らに共通する要素は、しっかりとした準備を整えていたということ。就活環境がここまで厳しくなると、むやみやたらに企業訪問をしても内定にはつながりません。下手な鉄砲数打ちゃ当たるといわれますが、私の体験では、絶対にあたりません。内定を取るためには、強い武器と防具が必要であり、練りに練られた戦略が必要なんです。しかし、私も、以前営業をしていたときに、なかなか売り上げが上がらずに苦しんでいたときにしたことは、とにかく数を多く当たるということ。追い込まれると、あせってしまって、早くこの状況から救ってもらいたくて、考えることをせずに、動き回ってしまうんですよね。結局、その時は、疲れきって動かなくなり、作戦を練り直す時間をもたざるを得なくなってしまったことから好転しました。だから、今苦しんでいる学生に勧めたいことは、いったん腰を据えて、戦略と戦い方を練り直すことです。今まで落ちてきたということは、今までのやり方がうまく機能していないということなので、その延長で活動しても、なかなか期待通りにはことが運びません。1週間くらい休みを取って、作戦を練り直してみたほうが良いかもしれません。戦い方が書かれている就活本を改めて見直して見ることも必要でしょう。就活本も、1冊だけではなく、複数冊を買ってみて、自分なりの戦略と戦い方を固める必要があります。そのくらいの投資はしたほうが良いですよ。また、一人で考え、練り直すというよりは、学校の就職アドバイザーや専門家など、多くの人にアドバイスを求めたほうが良いでしょう。就活で成功した友人や先輩に意見を聞いてみるのもよい方法です。私でよければ、いつでも力になります。縁ある学生も縁がなかった学生も遠慮なしに相談に来てほしいですね。もちろん、ボランティアで応援します。

 大変な状況であることはよくわかりますが、頑張れば必ず未来が開けるものです。くじけずに前向きに頑張っていきましょう。頑張れ学生たち!

J大学で、就活グループワーク面接講座を担当しました。2ステップの授業をそれぞれ3回ずつ、計6回にわたって実施しました。概要は以下の通りです。

 

【就活グループワーク面接対策講座】

<1回目>

(ねらい)

1.グループワーク面接を突破するためのスキルを学ぶ。

2.就活に必要なコミュニケーションスキルを学ぶ。

 

(内容)

1.採用面接の進み方と対策

2.グループワーク面接に立ち向かうために

 ①グループワークの基盤は信頼関係
 ②感情に支配されるのではなく、感情の主人となる
 ③勝つ人や目立つ人が採用されるわけではない
 ④小さな勇気が未来を開く
 ⑤初期の面接は減点法

3.グループワーク面接の採用基準とチェックポイント

4.チームワークの要素と自分の強み

5.実習「ポスターを復元せよ」

6.就活を勝ち抜くためのポイント

 

<2回目>

(ねらい)

1.グループディスカッション面接を突破するためのスキルを学ぶ。

2.就活に必要なコミュニケーションスキルを学ぶ。

 

(内容)

1.グループディスカッションとは

2.グループディスカッションに参加する心構え

3.グループディスカッションの標準的な展開

4.私のグループディスカッションへのかかわり方

5.グループディスカッションの討議テーマとかかわり方

6.演習「グループディスカッション」

7.グループディスカッションに立ち向かうための3カ条

 

各回とも70名~80名の学生が集まってくれました。環境が厳しいだけに、真剣そのものです。

ワークを見ていると、J大学の学生は、本当に良い学生ばかりですね。

よく、プロジェクトチームの中で、とりたてて技術スキルはないのだけれど、人間的に温かく、人を勇気付けたりコミュニケーションを良くしたりしてチームを元気づけることによって、その人がいるだけでチームが明るくなり、結果的に納期が早くなったりよい作品ができたりなどの大きな成果につながる人がいますが、J大学の学生は、まさにそういう人たちだと思います。エコや高い意識をもった企業活動を期待されているこれからの企業にとっては、こうした人たちこそが会社の宝になるのではないでしょうか。採用担当者の方々には、学生たちのこうした人間性をぜひ評価してほしいですね。

いずれにしても、こんなに厳しい時代に、好むと好まざるとにかかわらず立ち向かわなければなりません。学生たちにとっては、台風の中に踏み込むような心境でしょう。大変だと思います。しかし、いつか、こうした時代に生まれてよかったと思える日がきっと来るはずです。こうした苦しみにもきっと必ず意味があるのだから。だから、しっかりと苦労をして、逃げずに立ち向かって、全力で頑張ってほしいと思います。私もできる限りバックアップしてあげたいと思います。

先日、大学で、「社会人になることが楽しみな人?」と問いかけたところ、手を挙げた学生が、たった一人。

「それでは、本当のところ、社会人になることが、いやだなと感じている人?」と聞いたところ。ほぼ全員が手を挙げていました。

理由を聞いたら、見かける社会人は、みんなつらそうで幸せそうじゃないとのこと。確かにそういう事例をたくさん見ていたら、社会人になどなりたくはないでしょう。もっともなことだと思います。

しかし、うーん、これは、ゆゆしき問題ですね。就活に向かっている学生の多くは、「実のところ、社会人になどなりたくはないけれども、ならないと大変なことになり、怖いので、一生懸命に就活をする」ということなのでしょう。本当のところそうしたくないけど、そうしないと怖いのでする。なんと悲しい現状でしょうか。

これは、夢を持てない若者を責めるというよりは、楽観的には到底なりえない社会を作り上げた、現代社会のリーダーや大人たちが責めを負うべきでしょう。

しかしながら、どんな社会環境であっても、夢を持てないということはない。志を持たない理由を環境や他人のせいにすることもできないのも事実です。もしも、天使に囲まれている社会で生きていたならば、幸せで素晴らしい未来を描くことはいとも簡単にできるし、そうした未来の実現を容易に信じることもできるでしょう。しかし、そのようなヴィジョンを持つことは、当たり前であり、偉くもなんともないのです。現代の様なストレスの多い危険な社会だからこそ、気高い志を持つことは努力と勇気が必要であり、そう生きようとすることは、大いなる冒険とな偉大な生き方となるのですよ。だから、現代社会の様々な問題は、冒険譚に付き物の悪役であり、乗り越えられるべき障害であり、成長への踏み台なのです。だから、犠牲者となって絶望に染まるのではなく、勇者となって希望に向かわなければなりません。

そもそも、就活は、怖いからするのではなく、自分の幸せのためにするもの。自分の幸せにつながらない内定だったら何の意味もないのです。怖がらずに、勇気を持って立ち向かい、真剣に生きれば、必ず未来は開ける。人は、必ず幸せになれる。そう生きるための十分な力量が人にはある。だから、自分の幸せをあきらめてはいけない。自分が幸せじゃなかったら、他人に真の貢献などできるわけがない。幸せになることは、人にとっての責任なのですよ。ぜひ若者には、自分の本音で幸せなヴィジョンを描いてほしいですね。忠実であるべきものは、権威や恐怖ではなく、自分自身のヴィジョンなのですから。

 採用面接において問われる重要なポイントの一つに"キャリアヴィジョン"があります。採用担当者は、本人の問題解決能力や人間関係能力に興味があることはもちろんですが、それ以上に興味があるのが本人の夢やヴィジョンなのです。採用面接において買っているのは、その時その場の本人の能力というよりは、潜在的な可能性であり、その可能性を引き出す最も基軸となるものが本人の志や自身なのだと考えているからです。

 また、ヴィジョンを持っている学生は、プロ志向であるのに対して、ヴィジョンを持たない学生は、ぶら下がり志向とみなされる恐れもあります。

 就活は、自分の幸せのためにするものであり、親や世間に言われたからするものでも怖いからするものでもありません。人は、幸せに生きるに値する十分な力量と可能性を持っている存在です。自分の人生の力強さを信じて、自分の幸せ、夢、志をしっかりと固めて、採用面接に立ち向かってほしいところです。

 就職活動において、落とされる事は、相当厳しいストレスである。なぜ落とされたのかについての詳しい説明があるわけではなく、また、断られるにしても、1社や2社で済むことではない。悪くすると50社100社と断られてしまう。これだけ落とされると、自分に何か根本的な欠点があるのではないだろうか?自分が内定を取れる会社など存在しないのではないだろうか?などとあれやこれやとマイナスに思ってしまい、どんどん落ち込んでしまうものである。

 しかし、怯んではいけない。落とされているのは、あなた自身ではない。人事採用担当者は、あなたそのものやあなたの本質を評価しているわけではない。そのような深い次元のものは、人事担当者にはわからないのだ。そもそも考えてみて欲しい。あなたのすばらしい本質的な人間性や大いなる可能性、潜在性について、あなたの家族や友人でも本当のところを知っている人がどの程度いるのだろうか。そうした事柄は、どんなに長く付き合ってもなかなかわかりづらいものである。ましてや5分や10分しか会わない他人がそんな深い本質的なところを見抜けるわけがないのだ。そんな能力は、超能力者でも持ってないだろう。人事採用担当者が見ているものは、あなたそのものではなく、あなたが表現するものだ。採用面接においてあなたが表現するものとは、要するに自己PRと志望動機だ。しかもそれぞれ1分程度で表現するものだ。そんな表現を聞いて、人事担当者は、あなたがいい人だとか落とす人だとかを判断している。要するに、相当な誤解が採用の現場では起こっている。だから、あなたが落とされたとしたら、それはあなたが誤解されたからなのだ。

 だから、あなたが誤解されないような表現が必要となる。あなたが落とされたのは、あなたそのものが悪いのではなく、あなたの表現が稚拙なのだ。自分の表現を反省しブラッシュアップすべきであって、自分を決して責めてはいけない。だから、例え落とされても、自分を責めて落ち込むのではなく、あなたの表現をさらに徹底的に練り上げて磨き上げて最強の武器と防具にしよう。努力は人を裏切らない。徹底した準備があれば、必ず難関を突破する事が出来る。落とされたショックは相当大きい事はわかるが、いつまでもくよくよせずに前向きに超強気に立ち向かっていこう。

 しかし、もし徹底的に準備をしたのに落とされたとしたら、それは、あなたの問題ではなく、相手の企業の問題だ。あなたとは相性が会わない企業なのだ。そんな企業は、もしも内定をもらっても、あなたの幸せにはつながらないだろう。相性の合わない会社に落とされることは、逆に幸運である。こちらから願い下げと思うべきだろう。

J大学で、就活対策 グループワーク面接対策講座が始まりました。2種類の授業をそれぞれ3回ずつ計6回にわたる講座です。概要は以下の通り。

 

【グループワーク面接対策講座】

<1回目>

(ねらい)

1.グループワーク面接を突破するためのスキルを学ぶ。

2.就活に必要なコミュニケーションスキルを学ぶ。

 

(内容)

1.採用面接の進み方と対策

2.グループワーク面接に立ち向かうために

 ①グループワークの基盤は信頼関係
 ②感情に支配されるのではなく、感情の主人となる
 ③勝つ人や目立つ人が採用されるわけではない
 ④小さな勇気が未来を開く
 ⑤初期の面接は減点法

3.グループワーク面接の採用基準とチェックポイント

4.チームワークの要素と自分の強み

5.実習「ポスターを復元せよ」

6.就活を勝ち抜くためのポイント

 

<2回目>

(ねらい)

1.グループディスカッション面接を突破するためのスキルを学ぶ。

2.就活に必要なコミュニケーションスキルを学ぶ。

 

(内容)

1.グループディスカッションとは

2.グループディスカッションに参加する心構え

3.グループディスカッションの標準的な展開

4.私のグループディスカッションへのかかわり方

5.グループディスカッションの討議テーマとかかわり方

6.演習「グループディスカッション」

7.グループディスカッションに立ち向かうための3カ条

 

各回に80名ほどの学生が集まってくれています。やはり厳しい環境を背景として、危機感を持って真剣に立ち向かってくれる学生ばかりです。学生たちにとって少しでも糧になる勉強となるように一生懸命に頑張りたいと思います。

異常ともいえるほどの厳しい就活環境であり、こんなに苦しい体験を強いられる学生たちが本当にかわいそうですが、人生に起こることで意味のないことなどないとよく言われています。学生たちも、いつかは、この時代に生まれてよかったと心から思える時がきっと来るのだろうと思います。そう思えるような人生を送る手助けができればと願っております。頑張っていってまいります。
 

内定率57.6%

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   大学生の内定率57・6%と最低 氷河期並みの前年下回る 

        共同news2010年11月13日(土)   

   http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/life/CO2010111201000941.html

 

 来春卒業予定の大学生の就職内定率は、10月1日現在で前年同期に比べて4・9ポイント減の57・6%で、調査を始めた96年以降で最低となったことが12日、文科、厚労両省の調査で分かった。来春卒業分の大学生の就職内定率が判明したのは初めて。00年前後の「就職氷河期並み」とされた昨年より悪い数字となり、長引く不況で学生が引き続き過酷な就職活動を余儀なくされている実態が浮かんだ。

 

 内定率が、就職氷河期を下回って、過去最低とのこと。これは、就活生にとっては、本当に過酷ですよ。さまざまな原因によってこうした事態になってしまっているんだろうと思いますが、学生たちも、かわいそうですが、被害者意識に入り込まずに、できる限りの対策を練って、自分のキャリアをはぐくむ必要があります。一つには、徹底的に武装して、就活戦線に勝ち抜くということ。これは、徹底的な準備があればある程有利になる。努力は裏切らないので、いい加減な気持ちではなく真剣に立ち向かうべきだと思います。また、もう一つには、他人を頼らない生き方を志すということ。いきなり最初から起業したり自営業をすることはこんなんでしょうけれども、近い将来(5年以内)程度を目途に、スキルを磨いてたくましく自営業者として生きていく方法です。安定性のない仕事ではありますが、自由と自立と冒険の生き方でもあります。本来であれば、雇用されるという生き方のほうが、人によっては何かと平和に有利に生きられるという思いはありますが、ここまで厳しい時代になると、腹を据えて、したたかにたくましく生きようと覚悟したほうが、よりよい未来が開ける気もします。どちらにしても厳しいことには変わりはありません。こんな時代に就活に向かわざるを得ない学生たちにはかわいそうですが、頑張るしかありません。私も一生懸命にバックアップしてあげたいと思います。

新刊を作ります

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 新刊を作ろうと思っています。初版リリースは、来年中を目指しています。内容は、就活対策であり、従来の弊社より出版している「To be yourself」が、長期的視野に立って自分らしく幸せな生き方を探求することに対して、今企画している本は、現実に就活に立ち向かう学生たちのためのもので、厳しい就活戦線を勝ち抜くための実践対策講座となります。私自身、大学で、キャリアスキル演習という講座を担当しており、その講座で使用する授業の教科書とする予定です。

 進捗はこのブログでも逐次ご報告してまいります。どうぞご期待ください。

 その様な状況になると、戦いはこちらのペースとなり、持ち前の元気と明るさが前面に出て、彼女は明らかに迫力が出てきた。その結果、いくつかの内定を得ると同時に、まったく不可能ではあるけれども思い出作りのためにと受けた倍率が宝くじ並みの国内航空会社を受けたところ、以外にも最終面接まで到達してしまった。もちろん最初から本気で行きたいとは思っていなかった会社なので最終面接では落とされたが、今までは落とされたならば「私が悪いのだ」と思い込んでしまっていたが、もはやそうは思わず、「落とすのは会社側の問題で、こちらから願い下げだ」という超強気の気持ちになれたとの事。
 そして、就活を通して、本当に自分がやりたい仕事が明確となり、その仕事に挑戦できる本命の企業に、見事に内定を確定して、彼女の就活戦線は勝利で終わった。必死の3日間のトレーニングのわずか1ヵ月後のことである。
 4ヶ月間にわたり、必死になって活動したにもかかわらず、箸にも棒にもかからずに結果を出せなかった学生が、たった3日間で形勢を逆転させて、1ヶ月で勝利を手にしたのだ。
 覚えておいてもらいたい、就活とはそういうものなのだ。裁かれているのは、あなたそのものではなくあなたの準備しているものなのであり、準備が粗末であれば、あなたそのものが粗末な人だと思い込まれてしまう。だからこそ、徹底した準備と練習であなたをしっかりと表現する必要がある。それが出来れば勝利は目の前である。
 徹底したトレーニングを経て、ある程度納得の行く答え方が出来るようになった彼女は、エントリーを再会した。当時の彼女は、すっかりと自信を失い、対人恐怖症のような状態になっていたので、面接そのものを恐れていた。だから本当は、面接になど行きたくなかったのだ。しかし、幸か不幸か、エントリーが通った会社と面接の予約が取れたので、「どうせだめだろう」という気持ちに圧倒されながらも、残った勇気を奮い立たせて面接に向かった。その結果、あっけなく1次面接をパスしたのだ。
 4ヶ月にわたりあれだけ頑張って通らなかった1次面接が、あっけなく通り、驚いた彼女は、他の会社でも試したくなり、どんどん面接に行くようになった。驚く事に、練習の後では、とんとん拍子に面接がパスしていくのだ。そんな成功体験を経て、今までは、面接官と会う事が恐ろしかったのだが、特訓の後は、面接官にあって自己表現できることが楽しみになり、今までは、面接官に突っ込まれて質問される事が恐怖だったのだが、特訓の後は、「そこが言い足りなかったところでよく聞いてくれた」と喜んで質問に答えるようになり、面接に対する意識が、180度劇的に変わったのだ。
 当時の彼女は、就活戦線に敗北し、すっかりと自信を失い、暗く落ち込んだ様子で、持ち前の大きな声もなりを潜めて、小さな声で「最近は、就活のことよりも富士の受戒の事ばかり考えてしまう」と言った。
 私は、一通り彼女の活動の概要を聞き、彼女の問題は、ひとえに準備不足にあると判断し、「怯んではいけない。裁かれているのは、あなたそのものではなく、あなたの準備してきたものなのだ。あなたの準備はあまりに粗末で、あなたそのものの素晴らしさのほんのひとかけらも表現できていない。あなたのすばらしさを表現できるように、この一覧表にある質問に対してそれぞれ1分で答えられるようにしっかりと考えて準備を整え、徹底的に練習して、リベンジマッチに挑むように!」と上記の<代表的な質問一覧表>を渡し、準備を整えるように檄を飛ばした。学生は、一旦こうしようと思うと徹底的にやり遂げるタイプであり、ボイスレコーダーを購入し、それぞれの質問に対する答え方を徹底的に練習した。その練習は、ただひたすら終日独り言を繰り返すものであり、3日間にも渡って徹底的に行われた。ご両親が「この子はストレスでおかしくなってしまったのではないか」と心配するくらいのすさまじい特訓だったのだ。
 私が担当した学生の事例を紹介しよう。彼女は、大柄で元気がよく、声が大きなはつらつとした学生である。大学3年生の12月から就活を開始し、持ち前の行動力を活かして、積極的に企業訪問を繰り返した。しかし、厳しい就職氷河期と呼ばれた就活環境下で、思い通りには事が運ばずに、多くはエントリーシートの段階で落とされ、例え書類選考が通っても、一次面接で、すべて敗退してしまった。「下手な鉄砲数うちゃ当たる」の格言を信じて、落ち込む気持ちを奮い立たせてエントリーを繰り返し、4ヶ月で50社を訪問した。しかし、そんな努力をあざ笑うかのように事は進まず、すべての企業で2時面接まで進む事が出来ずに敗退してしまったのだ。疲れ切ってどうしても前に進む事が出来なくなってしまい、4月上旬にキャリアアドバイザーである私のところに相談に来たのだ。

 「そもそも、あなたは、何のために就職したいのだろうか?」

 実は、採用担当者が、あなたと会う当初に知りたい事は、この質問の答えである。

 あなたなら、この質問にどう答えるだろうか?この答えには、典型的な答え方が2つある。

 ひとつは、「就職しないと生活できないし、将来が不安だから」という答え方だ。不安や恐怖にたきつけられて、どこでもいいから内定を得ようと奔走し、内定を得たならば、解雇されないようにしっかりと頑張ろうとする志向を持った学生の答え方である。こうした志向を「就社志向」と呼んでいる。

 一方で、「自分にはその道のプロとして輝きたいという夢がある。その夢を実現するために就職したい。」という答え方もある。会社にぶら下がるのではなく、自分の夢を主体的に追い求めようとする生き方を志す学生の答えである。こうした志向を「就職志向」と呼んでいる。

 採用担当者は、応募者が、就社志向なのか就職志向なのかを早めに見極めて、就社志向の応募者は、どんどん断ろうとする。ぶら下がり志向ではなくプロ志向、就社志向ではなく就職志向の学生を選ぶのだ。就職できない恐怖や将来が不安な学生の気持ちはわかるが、それから逃れようともがく学生は、至って不利であり、早い段階で敗退する事になってしまう。就活で勝利を目指す学生は、プロ志向、就職志向が必要なのだ。

 私の知り合いで、長い間人事畑を歩んできた人事部長がいる。彼は、「実は、最終面接まで残る学生は、何も話さなくとも、ただ座っているだけで判る。」と言っていた。「勝ち残る学生は、何も語らなくとも、雰囲気が違う」そうなのだ。私が、「その様な雰囲気は、どうすればできるのでしょうか?」と聞いたとこ、「きっと志があるかどうかでしょうね」と答えてくれた。

 志や夢を持って、それを生きようとする人は、見る人が見ればわかるのだ。考えても見て欲しい、2人の人が待合室で座っているとする。一人は、自信が折れて、あせっており、どこでもいいから内定を取りたがって前のめりになって緊張している。もう一人は、自分の夢に向けて希望に燃えており、自身に道で自然であり堂々としている。そうした2人を見比べると、素人目にも違いがわかるだろう。人事部長の不思議な感覚も、うなづけるものがあるだろう。

 就職活動において必要なものの第一は、「こころざし」=「自分の夢と幸せのために就職をするのだという心構え」である。

 だから、もしあなたが面接で落とされたとしたら、それは誤解で落とされたのである。あなたにどんなにすばらしい可能性があったとしても、もしあなたの表現する自己PRが拙いものであったとしたら、あなたは拙い人だと思い込まれるのだ。それは、真理ではなく誤解なのだが、面接の現場では誤解が真実となる。とても恐ろしい現実である。

 採用面接において、勝ち抜くためには、あなた自身を無理に変える必要は無い。あなた自身は既にすばらしい宝なのだ。ただ、面接に勝ち抜くためには、そのすばらしさを誤解されないように表現する必要がある。

 すなわち、就活に勝ち抜くために必要な要素は、準備なのだ。

 就活で内定を取れる学生に共通するものは、能力でも才能でも、ましてや容姿でもない。就活で内定を取れる学生に共通する要素は、すなわち"準備"である。準備が整わない学生は、どんなに能力があっても才能があってもすばらしい実績があっても内定を取れない。逆に、どんなに不器用で誇れるものが無いと思い込んでいる学生でも、徹底的に準備を整えていけば、必ず内定につながる。準備を整えれば、恐れるものなど無いのだ。

 ところで、準備には、①心構えの準備 と ②実践的な武器と防具の準備 の2つの要素がある。それぞれについて、詳細を検討していこう。

 

そもそも、就活を勝ち抜くために必要な事とは何だろう?どうすれば、厳しい就活戦線に勝ち抜く事が出来るのだろう?どんな学生が、内定を獲得しているのだろう?いったい何が、内定に結びつく秘訣なのだろう?

 それは、才能なのだろうか?

 それは、容姿なのだろうか?

 それは、体力や知力などの能力なのだろうか?

 それは、資格などの技能なのだろうか?

 長年にわたり就活戦線に立ち向かう学生のアドバイザーとして経験し学んだ事は、就活において成功する秘訣は、才能や能力や、ましてや容姿なんかではないという事。実は、そうした属人的な要因は、面接担当者には、見抜けないのだ。

 考えても見てもらいたい。どんなに人を見抜く能力を持った人でも、たとえ超能力を持った人でも、たかだか数十分の面接時間で、その人のすばらしい潜在性や可能性を見抜く事なんか出来ない。

 採用担当者が見ているものは、その人そのものではなく、その人が表現するものである。

 要するに、その人が表現する自己PRによって、その人のよしあしを決めているのだ。たかだか1分程度の自己PRで、その人を評価し、判断しいている。

 もちろん、その人そのものと、その人が表現する自己PRは、似て非なるものである。自己PRでは、その人の素晴らしさのほんのひとかけらも表現することはできないだろう。すなわち、採用面接の現場では、途方も無い誤解が起こっているのである。

ブラック企業のやり方

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  くら寿司社訓35秒暗唱可能か プロアナでもこの速さは難しい?
    「内定辞退のウラに何があったのか」 毎日放送 2010/09/01 放送
 
  
 特集です。

 この春、大学を卒業した人の就職率は60.8パーセントと深刻な就職難が続いています。

 そうしたなか、この春入社直前の研修中に内定辞退者が相次いだ外食チェーンがあります。

 「内定を辞退するよう会社に強要された」という当事者と「そんなことは一切ない」と主張する企業側。

 いったい何があったのでしょうか。
 

 

 1通の「内定辞退届」。

 「内定を頂いていましたが、一身上の都合により辞退致します」(内定辞退届)


 自発的に書いたものなのか。

 それとも誰かに書かされたのか。

 <鈴木さん(仮名)>
 「僕は自分の意思で書いていなくて書かされたという意識でいる」

 この就職内定の辞退をめぐる企業側との対立はついに裁判となった・・・


 今年3月下旬。

 山田さん(24歳・仮名)は、琵琶湖に近いJRの駅に降り立った。

 飲食店で長くアルバイトをした経験を持つ山田さんは、ファミリー向けの回転寿司に
魅力を感じ、大手外食チェーン「くらコーポレーション」の内定を手にした。


 そんな山田さんをはじめ内定者たちが研修施設に集められた。

 4月1日の入社式まで残り1週間、2泊3日の入社前合宿では学生気分を抜くためにと案内状に「ある課題」が出されていた。

 「くら社員三誓暗唱、35秒以内で暗唱出来ていない場合は帰宅してもらいます。(略)合宿中の課題を合格出来ない場合は入社する意思がないものと判断し帰宅してもらいます」(案内状)

 合宿の初日、その課題に一人ずつ挑戦することになった。

 <山田さん(仮名)>
 「まず(部屋の)入り方からダメって。言った通り出来てないだろう、もっと早く走ってこい、と怒られて。とりあえず極限のプレッシャーを与えて、くら社員三誓というのを言わそうとしていると感じました」

 山田さんら参加者の証言に基づいて再現した。

 <内定者・再現>
 「失礼します!(一礼、走って試験官の前へ)」
 「くら社員三誓の審査よろしくお願いします」
 <試験官・再現>
 「どうぞ」
 <内定者・再現>
 「一つ、私は人と会話することが大好きな社員になります。そのため人に好意を持ちます。一つ、私は社会人としての基本を身につける社員になります。そのため早寝早起きをします。交通ルールやエチケットを守り、健全な社会生活を送ります。以上」
 <試験官・再現>
 「60秒!」
 <内定者・再現>
 「ありがとうございます」


 当日は40秒以内で暗唱できれば合格とされたというが、それでも落第する人が相次いだと参加者は語る。

 そして、講師役の社員は不合格者に「早く家へ帰れ」と促したという。

 入社の準備までしていたのに、案内状通り「入社する意思がない」と見なされたのか。

 合宿に参加した鈴木さん(22歳・仮名)は、そもそも案内状の文章に違和感を感じていた。

 <鈴木さん(仮名)>
 「(案内状を)みた瞬間、これはおかしいなと疑問を感じました。試験を合格した上での内定が出たと思うんですけど、その後にさらに試験がある。ちょっと異常だな、おかしいなと思った」

 

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 ちなみに、この社訓、本当に35秒で読めるのか。

 MBSのアナウンサーが挑んだ。

 <MBS 田丸アナウンサー>
 「ひとつ私は人と会話することが大好きな社員になります。(中略)エチケットを守り、健全な社会生活を送ります。以上」

 58秒。

 <田丸アナウンサー>
 「1分ぐらい、これだけあったら1分でしょう」

 <MBS 近藤アナウンサー>
 「あいうえお、かきくけこ...(早口トレーニング)」

 早口が得意なスポーツアナウンサーも挑む。

 タイムを計ってみた。

 <近藤アナウンサー>
 「(早口で読み)・・・以上!」

 34秒91。

 <近藤アナウンサー>
 「いやあ本当に疲れますよ、これは。精根尽き果てますよ、アナウンサーでも」

 この文字数を35秒で読み切るというのはアナウンサーでも難しい。


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 入社前の合宿2日目。

 研修では初日に引き続き、暗唱の猛特訓が続けられたという。

 <山田さん(仮名)>
 「もう合格できない人は帰ってもらうしかないという発言がずっとされた。1時間ぐらいそういう説教があって」
 (Q.翌朝から?)
 <山田さん(仮名)>
 「そうですね。朝の6時すぎから」

 そして、この2日目の夜、山田さんは人事担当者に呼び出された。

 個人面談で不合格をなじられ、ある発言をしてしまったことをきっかけに、担当者が怒り出したという。

 <山田さん(仮名)>
 「やめさせようという方向にしかもっていってないとなったので、僕は『いいです』と言った。僕の『いいです』の発言に対して『お前の発言はなんなんだよ』と発言があって、ひたすら怒り続けたので、僕はこの怒りをとりあえず収めないとダメだと思って土下座をして謝ったんです」

 すると、一旦、人事担当者は怒りを収めた。

 しかし、担当者とのやりとりはこれだけでは終わらなかった。


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 「一つ、私は社会人としての基本を身につける社員になります」(暗唱)

 35秒以内で暗唱という、社員三誓試験に挑んだ山田さん。

 合宿2日目の夜、会議室に呼び出された。

 人事担当者は「君は現場で働けない」と言い放ったという。

 そして・・・

 <山田さん(仮名)>
 「白い紙とペンを出してきて『本当にいいのか』みたいな確認もなくて、『今から言う言葉を一言一句間違いなくしっかり書きなさい』と言われたんですよ。ふつうにスラスラと言う中で損害賠償請求しませんという言葉が出てきましたね」

 山田さんは内定辞退届を書くよう求められ、最後に、損害賠償は一切しないという一文を書かされたと証言する。

 もう一人、鈴木さんも2日目の夜の出来事をこう語る。

 <鈴木さん(仮名)>
 「ゆっくりと白い紙とペンを渡されて、そのとき僕も頭が真っ白だったんですけど、のぞきこんで指でこう、紙をなぞるように『こう書いて』と一字一句指示されました。精神的に追い詰めるような言葉の雰囲気というか、言葉の重さだったので」

 後に、鈴木さんが通っていた大学が「くら」側から入手した鈴木さんの内定辞退届。

 文字は乱れ、漢字も書き損じている。

 「貴社に対して何らの権利や請求権を持っていないことを確認致します」(「くら」側から入手した内定辞退届)

 最後の文章は山田さんの証言とも一致する。

 その後、鈴木さんの両親が直接抗議したのに対し、「くら」側は「自発的に書いたもの」と反論したという。


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 合宿3日目の朝6時すぎ、一人ずつ最寄り駅まで送り届けられた。

 鈴木さんは途方にくれて、その足で母校の大学に向かった。

 詳細に事情を聞いた大学の就職支援センターは・・・

 <関西大学キャリアセンター 吉原健ニ事務局長>
 「これは、昨今問題になっている新卒切りに等しい、まさしく内定取り消しと同等のものだと判断したということです」

 そもそも就職内定は、正式な通知が届いた段階で法律上の雇用契約の成立を意味する。

 内定取り消しは、一方的な契約の解除にあたるのだ。

 大学側はさっそく「くら」に抗議した。

 これに対して大学に説明に訪れた人事担当者は「内定辞退は20人を超えるが、内定辞退届を書いたのはあくまで本人であり、辞退は自発的なもの」と主張したという。

 <関西大学キャリアセンター 吉原健ニ事務局長>
 「本人たちの自署による入社辞退願いが出ている。それを伝家の宝刀のように企業側の論理をふりかざしている。入社前、数日まえに20名を超える方が辞退をする会社の研修をやっているということを(人事担当者は)胸をはっておっしゃる。もう辞めないといけないという気持ちにもっていくような入社前の研修って一体何なんでしょう」

 鈴木さんや山田さんだけではない。

 VOICEの取材で他にも、中四国地方の私立大学は「一連の行為は大変悪質で内定取り消しと同等だ」とコメント。

 さらに別の私立大学も「辞退届を無理やり書かされたと聞いている。実質的な内定取り消しであると考えている」とコメントしている。

 少なくとも4つの大学の卒業者から同じような報告があがっていることがわかった。

 内定辞退届は本当に自発的に書かれたものといえるのか。

 自発的に書かれたとしても、入社1週間前にほぼ同じ内容で書くということは考えにくい。

 「くら」に取材を申し込むとこんな回答が返ってきた。

 「労働局から、これは内定取り消しや辞退の強要ではないと評価をいただいたんです。取材はお断りします」(「くら」からの回答)

 確かに労働局は「くら」を指導していない。

 しかし、担当部長は「くら」側を聴取したことを認めた上でこう答えた。

 <堺公共職業安定所 田ノ岡業務部長>
 「(調査に)限界あるのは私どもも認めるが、だからといってやり方、内容、また結果に対して『問題ないですよ』という対応は一般論として考えにくい」

 とはいえ、企業側と当事者の言い分が食い違う限り、事実の認定、判断は出来ないと
いうのだ。

 相次ぐ内定切りの問題を受けて、国は現在内定を取り消した企業名を公表している。

 だが、本人が自発的に内定を辞退したのであれば手の打ちようがない。

 取材班は合宿を取り仕切った人事担当者を直接取材したが、その場では何の回答も得られなかった。

 そしてその後、「くら」側から正式な回答が届いた。

 「当社として内定辞退を強要したという事実などは一切なく、ご本人の意志により辞退されることになったものです」(「くら」側の回答)


 入社式の直前に就職先を失った鈴木さんと山田さんは、なかなか立ち直れないでいる。

 <鈴木さん(仮名)>
 「すべてのことを奪われてしまって本当にいま路頭にまよっているところ。社会に出ようという気持ちをくじかれるとどうしてもやっぱり」
 <山田さん(仮名)>
 「1週間後から本当は社会人だったのに、ああ、一週間後から無職になってしまうんだなあと。そんなひどいことをするんだったら、なぜ僕らをとったんだろう」

 山田さんは、給与の補償と精神的な慰謝料を求めて裁判に踏み切った。

 しかし、おとといの初弁論で「くら」側は、事実関係を調査中として書面も出さなかった。


 内定辞退に至った真実は、今後の裁判で明らかにされるのだろうか。


 http://www.mbs.jp/voice/special/201009/01_30043.shtml 毎日放送より引用

 

 

 

 これは、教育ではなく、洗脳、いじめ、パワーハラスメント、脅迫、犯罪というのではないでしょうか。こんなことをやっていて、よく「人が好きになる」などと社訓で言えるものだとあきれてしまいます。言ってることとやってることがここまで違うと、詐欺的な印象が残り、会社全体に何ら信用をもてない気持ちになってしまいます。

 この研修は、調べたところ、業者が請け負って実施したようです。こういう研修を好んでする研修会社があることは以前から聞いたことはありますが、実態をみると、そのえげつなさ、おぞましさに嫌悪感を否めませんね。きっと、人としての自信、教育者としての誇りを手放し、絶望した人間が、絶望の世界観に他人を引きづり落とそうとしてやっている悪鬼の所業だと思います。

 こうした研修会社に社員研修を委託する会社の社長の顔を見てみたいですね。社員を脅して洗脳して言いなりにしたいけれども、自らここまであさましい鬼にはなれないので、代わりにやってもらう。ひどい研修であることは知っているけれども、社員を洗脳支配するには都合が良いので、委託する。悪者は業者に任せて、自分は、最後に「あなた方の成長のために私も苦しい思いをして心を鬼にして頑張ったんだよ」なんて言って教祖になろうとする。なんともせこくてしょぼい卑怯で卑劣な精神だと私は思いますね。はっきりしていることは、こんな研修をする会社は、口ではどんなにいいことを言っても、実態は悪鬼だということ。そんな会社の製品やサービスは、一切利用したくはないと思います。

 それにしても、こんな会社人人生の第一歩を踏みにじられた学生がかわいそうです。そこまでの悪意や犯罪的な洗脳を予想もしていなかったと思います。相当ショックだったのではないでしょうか。しかも、3月下旬になって内定取り消しとなると、今更就活もできないので、人生が大きく狂ってしまう。20人もの学生にそんな窮地に追い込ませるくら寿司は本当に罪深い。私は、くら寿司は今後利用しません。学生たちには、こころから、再出発に向けて頑張ってほしいと思います。

     内定率まだ7割弱...大卒の就職戦線"超氷河期" 
        MSN産経ニュースWEB(2010.9.4 01:51)より引用

  長引く不況で、大学生の就職戦線は"超氷河期"状態のまま9月の「秋採用」シーズンを迎えた。来春卒業する大卒者の内定率は7月現在7割以下で、10年前の就職氷河期並みに落ち込んだ平成22年度をさらに下回る見通しだ。秋採用とはいえども、大手企業の採用はすでに終了。前年からの就職浪人組も多く、残り少ない求人枠を奪い合う熾烈(しれつ)な戦いとなるのは必至だ。(蕎麦谷里志)

・・・・・・

厚生労働省によると、大卒者の就職内定率は"就職氷河期"といわれた12年度の91・1%を底に、一時は96・9%(20年度)まで回復した。しかし、以降は下落が続き、22年度は氷河期並みの91・8%にまで落ち込んだ。加えて23年度はさらに悪化することを多くの専門家が予測している。

 就職サイト「ディスコ」が行った調査でも、7月時点の内定率は68・7%と前年同期を0・9ポイント下回った。同社は「今年の学生は昨年の厳しい状況を目の当たりにしており、現実路線で大手志向は弱い。にもかかわらず内定率が下がっているのは、それだけ厳しいということだ」という。

 ツイッターで就職情報を交換するサイト「就活なう」を運営する山川雄志氏も「内定をもらえる人は5、6社からもらっているが、もらえない人は全然もらえない。二極化がいっそう進んでいる」と分析する。

・・・・・

 

 ニュースの通り、就活戦線は、相当厳しい状況にあります。ここまで過酷になることは、めったにないのではないでしょうか。運命とはいえ、自分ではどうしようもない景気に翻弄される学生たちが、本当にかわいそうで胸が痛みます。

 ただ、こんな環境下でも、内定をいくつも取る学生がいるわけなのです。その秘訣を身につければ、苦戦している学生も、必ず有利に戦うことができる。私自身は、このキャリア教育に携わるようになって5年目となります。始めたころには、内定を取れる学生というのは、成績優秀でサークルなど実績があり、能力が高く、容姿端麗で、派手な学生が内定を取るだろうと思いこんでいましたが、実際にこの仕事に長年携わって分かったことは、実はそうした優等生的な要素は、内定にはほとんど関係がないということ。どんなに優等生な条件を兼ね備えている学生でも、内定をとれない人はとれません。逆に、全然優等生の素養のない学生でもどんどん内定を取る学生もいるのです。

 私なりに、体験を通して、内定を獲得するための要件、就活を勝ち抜くための秘訣を3つにまとめています。その3つを簡単に言うと、以下の通りです。

①自信と誇りを持つこと

②志を持ち、哲学や夢が自己PRや志望動機などすべてを貫くこと

③徹底的に準備をすること

 現在、これらのテーマを、就活に直面している学生たちにプログラムとして展開しています。受けてくれた学生は、もちろん、その後の戦いは優位になり、成功報告を送ってくれて、講師冥利に尽きる喜びを感じております。

 こうした戦い方、戦略的な就活方法をぜひいろんな学生たちに教えたいですね。就活は戦いであって、武器と防具を身につけていない無防備な学生は、どんなにいい人でも勝てるわけがありません。

 やはり、戦場では戦い方を心得た人が勝つのですから。一方で、多くの学生たちは、就活の場を戦いの場とは思わずに、のんきに丸腰でお人よしの状態で向かうものが多いように感じております。

 多くの若者たちが自分らしい、本当に幸せな人生に向かって、最善のファーストキャリアを踏み出してもらえるために、これからも頑張って仕事をしたいと思います。頑張れ学生たち!

 

 

 

 来週の月曜日は、東京のS短期大学にて、2年生向けの就活対策講座を担当します。講座の概要は以下の通りです。

 

【後学期就活リベンジマッチ概要】

<カリキュラムの目的>
テーマ「就活を継続中の2年生を対象として、就活のスキルをバージョンアップして、就職活動後半戦に立ち向かう体制を作る。」

<ねらい> 
1.就活を勝ち抜くための心構えを学ぶ。

2.「自己PR」の見直しと再構築

3.「志望動機」の見直しと再構築

4.面接を勝ち抜くための実践スキルを体得する。

 

<日程>1日(10:00~5:00)

 

 就活も後半となっています。まだ内定を得ていない学生にとって、この厳しい就活戦線を勝ち抜いていくことは容易なことではありません。

 今回のプログラムは、私が、キャリア教育の実践を通して得てきた様々なノウハウのすべてを提供するつもりです。

 私は、就活を勝ち抜くためのポイントとして、①自信と誇りを持つこと ②自分の幸せ(志)をあきらめないこと ③「志(哲学)-夢-自己PR-志望動機」とすべてに自分の哲学を貫き、筋を通すこと ④徹底的に準備を整え、武器と防具を身につけること 以上の4つに尽きると考えております。今回のプログラムでは、これらのポイントに従って、確実にバージョンアップを図り、就活スキルを高めて、戦いに立ち向かっていくための後押しをしたいと思っております。

 厳しい戦いに直面している学生たちの少しでも役に立てるように、しっかりと頑張りたいと思います。

(3)自分を応援する力強い視点で就職活動を勝ち抜こう

 私たちは、悲しいけれども、自分に対して、検事や裁判官として自分を理解し対応する事には慣れていて、上手ではあるけれども、友人や弁護士、広告宣伝局長として対応する事は、不慣れであり、とても不器用であるといえましょう。

 どんな見方をしてもそれは、基本的には個人の自由なのですが、こと就職活動に限っては、私は、肯定的な見方を最優先して、否定的な見方は控えるべきであると考えています。

 就職活動は、とても厳しい場であり、ある意味で戦場といえます。厳しい戦いの真っ只中で、単身矢面に立って立ち向かい、勝ち抜いていく必要があるのです。そんな厳しい環境の中では、自分の意気地をくじき、不安と恐怖を掻き立ててしまう検事や裁判官の立場は、自分の足を引っ張るマイナス要因になってしまいます。あくまでも、友人、弁護士、広告宣伝局長として、自分の弱みや欠点ではなく、強みや長所に着目して、それを伸ばそうとする視点、強みで勝負し、勝ち抜こうとする視点が必要なのです。自己PRは、自分を応援する力強い視点を大切にして作っていきましょう。

(2)自分に対する2つの視点

 ②ポジティブな視点

他方、自分に対して、肯定的に温かい目で見る見方もあります。例えて言うならば、友人の視点であり、就職活動に必要な視点としては弁護士や広告宣伝局長の視点といえましょう。以下にその立場による見方の具体例を見て行きましょう。

 

A.友人の視点

 「自分は、いいやつだ。」「自分は、運がよい。」「自分の人生は、総じて言えばいい人生だ。」「失敗したって良いんだよ。」「自分は、世界でたった一人のかけがえの無い大切な人間だ。」「自分は、すばらしい環境がふさわしい。」「生きていてくれてありがとう」「自分は、大丈夫だ。何とかなる。」「自分は、限りない可能性と潜在性をもつ大きな存在だ。」「自分は、信頼に値する。」「つらければつらいほど幸せも大きい。」

 

B.弁護士の視点

 「今は出来ないが、きっと出来るようになる。」「完璧な人間なんていないし、誰も完璧なんて求めていない。だから、自分が欠点があっても何の問題も無い。」「自分は、悪くない。」「苦しいのは今だけだ。」「明けない夜は無い。」「自分は、負けてない。」

 

C.広告宣伝局長の視点
 「自分には、可能性がある。」 「自分は、きっとうまくいく。」「自分は、絶対成功する。」 「自分はこんないいところがある。」「自分の長所は、世界一だ。」「自分のすばらしさを語ろうとしても、言葉だけでは、その魅力のほんのかけらも表現できない。」「失敗は成功のもと」

 

 いかがでしょうか?自分に対して、とても優しく、とても力強く応援し、とても温かい目で自分を認識していますね。こうした言葉を他人から投げかけられたら、きっと嬉しくて、勇気付けられる事でしょう。しかし、不思議ですが、嬉しいにもかかわらすこうした声を自分に掛けてあげることはめったに無いのではないでしょうか。肯定的な視点は、前述の否定的な視点から比べると、驚くほど弱く、かぼそく、消え入りそうなはかなさを持っています。

(2)自分に対する2つの視点

 ①ネガティブな視点

 人は、"自分"に対して、いくつかの異なった立場で、自分を認識しています。

 大きく分けると、否定的な視点と肯定的な視点があるでしょう。否定的な視点とは、「私」に対して基本的に不満であり、欠点に注目し、糾弾し、裁き、変化を迫る視点です。例えるならば、検事と裁判官の視点といえましょう。以下にその立場による見方の具体例をみていきましょう。

 A.検事の視点

 「自分は、だめなやつだ。」「こんな事も出来ない自分は、無能だ。」「こんな馬鹿な自分は、死んだ方がよい。」「自分は、偽善者だ。」「自分は、うそつきだ。」「自分は、つみびとだ。」「自分は、失敗人間だ。」「自分は、最低最悪の人間だ。」 

 B.裁判官の視点

 「疑惑がある。」「裁かれるべき人だ。」「今のままではダメ人間だ。」「矯正し変わらなければならない。」「劣悪な環境がふさわしい人だ。」

 

 いかがでしょうか?自分に対して、とても厳しく、とても鋭く糾弾し、とても冷たい目で裁いていますね。こんな事を他人から言われたら、きっとけんかになるはずですが、不思議ながらも、自分では自分のことをこんな風に評価する人は少なくありません。いや、むしろ、自己イメージが矮小で否定的な日本人にとっては、こうした視点は、おなじみのものなのかもしれません。(続く)

(1)自分をどう見るかは、人生そのものに大きな影響を与える

 自己PRを作る上で、どうしても必要な事は、自分に対する自信と誇りです。しかし、この自信の問題というものが、日本人にとっては厄介な問題であり。さまざまな意識調査の結果を分析すると、諸外国に比べて、日本人は、自己イメージがとても貧しく矮小で否定的であるといわれています。

 実は、自信は、単に自己PRを作る上で重要な要素と言うわけではなく、人間関係や健康、キャリアや人生にまで影響を与える重要な要素であると言われています。ですから、自分に自尊心を持ち、自分の人生を基本的に信頼できるという心理的な基盤は、自分らしく輝く力強いキャリアをはぐくむこと自体にとってきわめて重要な要素となるのです。人生にとって重要なターニングポイントとなる就職活動の激動期であるからこそ、改めて自分に対する見方を改めて見直してみましょう。

 J大学のキャリアアドバイザーの前期分が終了しました。今年は、本当に厳しい年で、学生たちも相当厳しい戦いを強いられている状況です。できれば、夏休み中もバックアップしてあげたいのですが、そうできない事情もあり、学生たちの奮闘を祈りたいと思います。

 こんなに厳しい状況の中でも、内定をいくつか取ってくる学生がいるのですが、そんな学生に共通する要素は、ひとえに準備なのだろうと思います。就活は、戦争なのです。戦争になんの準備もなく無防備の丸腰で出かけて行ったならば、どんなに優秀な人間でも勝てるわけがありません。有利に戦うためには、それなりの武器と防具が必要なのです。

 そもそも、採用担当者は、その人の本質や可能性のすべてなど見ることはできません。短時間で赤の他人の本質を理解するなど、超能力者でも無理なのですから。彼ら彼女らの見ているものは、学生たちの武器と防具、学生たちの準備してきた自己PRと志望動機なのです。

 ですから、自己PRと志望動機が練られていない面白くないものであれば、練られていない面白くない人だと思いこまれてしまうのです。自己PRなど、たった1~2分程度のプレゼンですが、そんなプレゼンの在り方でいい人か悪い人の判断が下されてしまうのです。これは相当現場では誤解がありますよ。ですから、落とされたとしたら、それは誤解なのです。

 人は、たいていの場合、想像している以上の存在。ダイヤモンドの原石、素晴らしい可能性の塊なのです。その可能性を誤解なく表現できるように十分に練って、最強の脚本とセリフと練習をして本番に向かわなければなりません。内定がと取れる学生は、優秀なのでも才能があるのでもありません。この心構えと準備ができているだけなのです。だから、あせらないで、十分に準備を整えて、勝負に向かってください。

 キャリアアドバイザーの来期は、9月から再開します。それまで、直接のアドバイスはできませんが、心から応援しています。頑張れ就活生!

    就活でPCスキルはペケ、国際情勢に好印象 学生と企業に認識ズレ

                                   産経news 2010.6.16

  学生はPCスキル、採用担当者は国際情勢知識を重視。日興アセットマネジメントが、就活中の大学生と企業の採用担当者を対象に実施した「有利だと思うスキル」についてのアンケートで、こんな認識のズレが浮き彫りになった。

 学生が就職活動に向け身につけようとするスキルの1位は、パソコンで38・4%を占め、次いで英検・TOEIC(35.0%)、3位が経済・国際情勢に関する知識(19.0%)となっている。

 これに対し、採用担当者にPCスキルをアピールされて受ける印象をたずねたところ、「身につける努力をして当然」(34.5%)、「他の学生と大差ない」(23.8%)との回答が多数を占め、アピールしても効果は薄いようだ。

 一方、経済・国際情勢に関する知識をアピールする学生に対しては、「頼もしい」(25.2%)と「向上心がある」(同)がトップで好印象。売上高が1000億円以上の大企業では、「頼もしい」が48・3%にも上った。

 

 そうですか、企業サイドからすると、国際情勢知識のほうが、PCスキルよりも評価が高いんですね。しかし、大学生は、就活のために一番頑張ろうとしていることがPCスキルであるとのこと。こうしてみると、すれ違いって、思った以上に大きいのですね。とはいえ、国際情勢知識か・・・。勉強したほうが良いと言うことは簡単ですが、その現実は、とてつもなく広く深く誤解が大きく、真相がわかりづらいものでもありますよね。国際情勢について就活的に勉強を深めるにはどうすべきか?研究が必要ですね。


新卒切りに気をつけて

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  「新卒切り」に気をつけて 甘い採用計画、新人が「調整弁」 2010年5月24日 朝日新聞

 4月の入社時期の前後、内定学生や新入社員が理不尽な要求をされ、内定辞退や退職を迫られるケースが目立っている。「新卒切り」とでも言うべき事態だ。専門家は「きちんと採用計画も持たず、新人を調整弁にする企業もある」として、就職活動をする学生に注意を呼びかけている。

■怒鳴られ続け、9日目「自主退職」

 今春、京都市の私大大学院を卒業した男性(25)は、入社9日目で「自主退職」した。

 神戸市に本社を置くITコンサルタント会社に内々定が決まったのは昨年5月。東京に配属されたため都内に引っ越し、4月1日に入社した。

 初日。少し早めの15分前に出社した。いきなり上司から「他の人はもっと早く来ている。意欲が足りない」と叱責(しっせき)された。その後も、電話の応対や退社時間をとがめられ、「落ちこぼれ」「分をわきまえろ」「君が劇的に変わらなければ一切仕事はさせない」と怒鳴られ続けた。

 出社3日目からは、連日反省文を書かされた。

 そして4月9日の夜。上司から会議室に呼び出され「もうしんどいやろ?」と退職を迫られた。「まだまだ頑張れます」と反論したが、上司は「給料だけもらって居座るのか」とたたみかける。2時間近くたって疲れ果てた頃、退職届が目の前に差し出された。ぼうぜんとしたまま「自己都合」としてサインした。

 男性は先月末、この会社に復職するつもりはないものの「無理やり書かされた退職届は無効」として、社員としての地位確認と3年分の給与支払いを求める労働審判を東京地裁に申し立てた。

 「入社までに配属予定先が二転三転したり、同期4人が入社直前に内定辞退したりと、いま思えばおかしい点が多かった」と振り返る。当面、実家か親類宅に身を寄せて職を探す。「今度こそ注意深く選びたいが、新卒でもなく、えり好みできない現実もある」

  この会社は朝日新聞の取材に「コメントすることはない」としている。

 NPO法人「労働相談センター」(東京都葛飾区)には4月以降、「この業界に向いていない」「協調性がない」などの理由で解雇通知や退職勧奨を受けた新入社員からの相談が10件以上あった。

 相談員の須田光照さんによると、景気が回復せず採用計画の見込みが外れたという企業もあれば、とりあえず多めに採用し、後から適当に切っていくつもりだったとしか思えない企業もあるという。「(即戦力にならず)目算が狂ったと簡単に切り捨てる企業が増えている。人材を育てる意識が薄い」と指摘する。

■3月入社強要/「四つ資格取れ」

 内定学生が入社直前に、辞退に追い込まれるケースも。都内の私大女子学生(23)は昨秋、人材派遣会社の内定式で突然「3月に入社して下さい」と言われた。

 卒業旅行の日程を変えて「入社」。特別に休暇がもらえた卒業式の日と土日以外、毎日午前9時から午後6時まで、パソコンの使い方を覚えるというメニューだけで拘束された。大学に相談すると「あまりに異常」。悩んだが内定辞退した。同期120人の5分の1が辞めていくことを後で知った。「人を育てる姿勢がなかった。多く辞めることを見込んで採用しているとしか思えない」

 留年し、元後輩たちに交じって就職活動を続けている。

 都内の私大の元女子学生(24)の場合は、「内定切り」に遭い、昨年度留年して就職活動をした。

 内定していた都内のITコンサルタント会社からメールが来たのは一昨年10月。「入社前に取得して下さい」と四つの民間資格が示されていた。年明けの2月には直接呼び出され、いきなりIT知識を問うテストがあった。結果を見た執行役員から「君の大学では一生上に上がれない」「クズと同じだ」と面罵(めんば)された。涙が出た。

 卒業式前日、「情報を一切漏らしません」と署名し、内定を辞退した。大学のキャリアセンターは「内定取り消しと同様の悪質な事例」と判断し、会社に正式に抗議してくれた。1年間10万円で在籍できる特例措置も認められた。

 再就活中は、キャリアセンターの相談員と常に連絡を取り合い、圧迫面接を受けたことや内々定後にどの程度拘束されたかを逐一報告した。「後輩のためにも、会社の情報は大学に伝え、共有することが大切だと思った」。今春、別のIT系企業に就職。2回目の就活は「納得できた」という。

 元女子学生が内定辞退した会社は朝日新聞の取材に、事実関係を認めた上で「内定切りや新人切りではない。ゆとり世代の学生は甘いところがあり、厳しく接するのは教育」としている。

■内定期間も「労働者」、相談を

 内定期間や試用期間であっても、正当な理由のない解雇や退職勧奨は無効だ。だが、「自主辞退」や「自己都合」の場合、企業側の責任を認めさせるのは容易ではない。

 一昨年に内定取り消しが社会問題化し、厚生労働省は09年3月卒の学生2143人が取り消しに遭ったとして、悪質な企業15社を公表した。しかし、今春の卒業生については厚労省は「ごく少数」として公表しておらず、公表企業も出ていない。

 全国247私大の就職支援部署の責任者で作る「全国私立大学就職指導研究会」の土橋久忠会長は「取り消しという形で表面化した事例は一部。内定切り批判が高まり、むしろ企業の対応は巧妙化した」と指摘する。

 「首都圏青年ユニオン」(東京都豊島区)の河添誠書記長は心得として次の3点を挙げる。

 一つは、納得できない書類にはサインしないこと。退職届を書くよう迫られても「家族と相談したい」などと言ってとにかくその場を逃れる。二つ目は、内定期間や試用期間であっても「労働者」としての権利があると認識する。解雇は、客観的に合理的な理由があり、社会通念に照らしても妥当だと認められない場合は無効で、使用者と交渉する権利がある。三つ目は、いざという時の相談窓口を把握しておくことだ。(三島あずさ、石川智也)

    ◇

■主な相談窓口

◇大学生の場合は、まず大学の就職課などへ

◇全国の労働基準監督署

 所在地や連絡先は厚労省のホームページ(http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/location.html)から確認できる(平日8時半~17時15分)

◇首都圏青年ユニオン

 03-5395-5359(平日10~18時)

◇NPO労働相談センター

 03-3604-1294(平日9~17時)

 メール consult@rodosodan.org

◇連合の労働相談ダイヤル

 0120-154-052(平日9時半~17時半)

 

 

 企業は、営利目的で活動しているとはいえ、これはひどいですね。入社させたはいいけれども、その後都合が悪くなったからといって、自己都合の退職を装うために、何日にもわたって終日どなり、罵倒し、脅し、退職強要する。これは、もはや人の道を外れている。正義を全く失ったえげつない会社の振る舞いに怒りを禁じえません。こうした扱いを受けた若者は、記事にある通り、相談に乗ってもらって、少しでも補償を獲得し、次のステップへの糧にしたほうがよいと思います。

 現代社会は、インターネットで、どんな情報でも得られる時代となりましたよね。テレビで報道されなくとも、こうした極悪の所業は、野火のように広まっていく。「ばれなければ何をやってもいい」と思い込んでいる企業は、それがとんでもない思い違いだと思い知らされることと思います。新聞では企業名はさらされていませんが、ネットの世界では、ばればれなのですから。正義に反する強引な所業であっても遂げたいとおもったことよりも、イメージダウンで失ったことのほうがはるかに大きい。悪徳を積むことに躊躇しない企業は、よくよく世界中から非難の矢面になることを覚悟したほうがよいでしょう。

   大卒就職率91・8%、過去2番目の低さ    2010年5月21日  読売新聞

 大学を今春卒業した就職希望者の就職率(今年4月1日現在)が、前年同期を3・9ポイント下回る91・8%で、過去最低だった2000年卒(91・1%)に次いで低かったことが厚生労働省の調査でわかった。


 前年同期を下回るのは2年連続で、下げ幅は過去最大。厚労省は、「08年秋のリーマンショックの影響で『就職氷河期』並みの就職難となった」と分析している。

 調査は、全国各地の62大学を抽出して実施。男子の就職率は、前年同期比で3・9ポイント減の92・0%、女子は同3・9ポイント減の91・5%で、男女共に過去最大の下げ幅となった。

 

 就職率が、過去2番目の低さだったとのこと。大学のキャリア教育に携わる担当者として、その厳しさは、肌で感じておりましたが、確かに去年の事情は、最悪の状況と言えたんだろうと思いますね。

 そんな年にめぐり合わせてしまった学生がかわいそうです。苦難が人を育てるとはいえ、一生懸命に頑張った末に、どこからも内定を得られずに、卒業後も、ハンデを背負いながら就職先を探している若者たちの苦難を思うと、胸が痛みます。でも、人生は不思議なもの。苦難の後には幸せがあるということは本当のことだと思いますね。自分の幸せをあきらめずに、志をハートにしっかりと持って、粘り強くことに当たってほしいと思いますね。きっと今は想像もできないようなチャンスが必ずやってくると思います。

 さて、今年の就活事情ですが、確かに厳しいことには変わりはありませんが、なんとなく、昨年とは違った雰囲気を感じますね。学生も焦っていますが、企業も思い通りの成果を出せていないような雰囲気です。少し求人数が回復してきているのかもしれませんね。きっと学生たちにもチャンスが増えてくると思います。希望を持って粘り強くアタックしてほしいですね。頑張る学生たちに心から応援していきたいと思います。

頑張れ就活生!

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 昨日は、J大学のキャリアアドバイザーを担当してきました。すでに内定が取れた学生や、最終面接までたどり着いた学生もいましたが、まだ、多くの学生は、面接にもたどり着けないなど、厳しい状況でしたね。やはり現実の厳しさがよくわかります。

 本来なら箸が転んでも笑い転げるような年ごろの若者たちですが、今はとても苦しい逆境の中で、箸が転んでも涙が出る状態です。なんともかわいそうで、何とか力になりたいと改めて思った次第でした。

 今苦境にある学生たちには、このことだけは言いたいですね。「落とされているのは、あなたが悪いからではないのだ。」ということ。人事担当者は、採用に当たって、その人の本質や可能性など、その人そのものの素晴らしさなど、ほとんど見ていませんよ。現実的に、たかだか数分、数十分の面接で、そんなことが分かるはずがないのですから。オーラの泉の江原さんだって分からない。超能力者でもその人の素晴らしい潜在性や可能性なんか分からないのですから。

 人事担当者が見ているものは、シンプルに、「あなたが表現する自己PR」なのですよ。たかだか1分程度で話す自己PRで人の良しあしを判断している。だから、採用の現場ではとてつもなく誤解が多いことも事実なのです。もしあなたが落とされたとして、あなたに問題があるとしたら、それは、あなたの本質やあなたそのものではなく、あなたの表現する自己PRなのですよ。あなたは、自分で思っているほどちっぽけな存在ではなく、その可能性は想像以上に大きい。もしあなたが企業に勤めて大成功したとしたら、会社に数億円数兆円の売り上げや利益をもたらす可能性がある。やろうと思えば誰だって成功できる可能性を持っているんですから。

 だから、いつまでもいじけて泣いてばかりいるのではなく、発展途上の自分を大切にして、自分の人生の力強さを信じて、何よりも自己PRを徹底的に練り直し、1分で語る練習をして、再度就活に立ち向かってごらんなさい。一生懸命に頑張れば、必ず未来が開けてくるもんですよ。徹底的に準備をして、武器と防具を磨きあげていけば、必ず勝てる。応援していますから、頑張ってください!

J大学で、キャリアアドバイザーを担当しておりますが、おとといから今期が始まりました。

相談に来る学生たちも真剣で、相当危機感を感じているようでした。

就職と就社という言葉があります。

 就社とは、文字通り"社"に就くという意味であり、極端にいえば会社にぶら下がろうとする志向が強いあり方を言います。どちらかといえば、そうしないと不安で怖いから就活を展開している学生たちであり、とにかくどこかに内定を取りたくて前のめりで焦っている様子がよく目につきます。

 就職とは、職に就くという意味であり、自分自身に夢があり、自分の幸せに向けてその道のプロとして主体的にキャリアをはぐくもうと志しているあり方を言います。自分の志を持ち、幸せや夢を実現するのだという強い意志を持ち、前向きで自信がある学生たちが多いといえましょう。

 実は、就社志向の学生と就職志向の学生を並べると、何も言わずに待合室で座っているだけでどちらが魅力的なのかということがはっきりとわかってしまうという恐ろしい現実があります。自信が折れて卑屈になりしょぼくれながらも就職できない恐怖に焚きつけられて焦って活動している学生の雰囲気と、超強気であり夢や幸せに向けて前向きで何を聞かれても怖くないという雰囲気の学生とでは、素人目でもオーラの違いがわかってしまいますよね。そのような点からも、単に内定を取ろうとして焦ることが大切なのではなく、本当の自分の幸せについて真剣に考え、志としてまとめ、大きな夢に向けてその実現のための第一歩として就職活動を展開するのだという心構えがどうしても必要になるのです。

 かく言う私も、就職活動のときは就社志向が強く、どこか大きな会社に勤められれば一生安泰だという願いは強くありましたよ。私だけではなく、たいていの友人たちがそんな思いを持っていたんじゃないかな。だから、今の学生にそれではだめということは大変な酷な言い方だと思いますが、かわいそうだとは思いますが、今の厳しい就活戦線の中では、就社志向は通用しないのです。

 心身ともに追い込まれている状況で、夢だの志だのと言われても、そんな雲をつかむ話に集中できないという思いはよくわかりますが、やはり、そんな夢や志がしっかりしている学生が内定を取っている事実には変わりないのです。ここは、しっかりと腰を据えて、自分の本当の幸せ、志を定め、胸にしっかりととどめて就活戦略を練り直す必要があると思います。

 追い込まれている学生にはなかなか信じることができないと思いますが、人は自分で思っているほどちっぽけな存在でありません。本気を出せば、どんな人でも本当に素晴らしい仕事をする力を持っている。預言者でもない限り、未来の素晴らしい可能性は預言できません。そして、未来の可能性は、今は想像もできないくらい大きく偉大で素晴らしい奇跡が待ち受けているのですから。

 だからこそ、夢を大きく持って、それを実現できる自分の力量と可能性、自分の人生の骨太でたくましく力強いあり方を信じて、超強気で就活戦線に立ち向かってほしいですね。

 がんばれ、4年生!

 今日からJ大学で、キャリアカウンセリングが始まります。毎週火曜日を担当し、今年度は、全30回にわたります。

 昨年度同様に、本年度も大変厳しい就活環境ですので、学生たちにとって心強い味方となれるように頑張りたいと思います。

     卒業後3年は新卒扱いに 大学生の就職、学術会議提案
                          2010年3月29日朝日新聞朝刊

 

 大学生の就職のあり方について議論している日本学術会議の分科会は、新卒でなければ正社員になりにくい現状に「卒業後、最低3年間は(企業の)門戸が開かれるべきだ」とする報告書案をまとめた。最終報告書は近く、文部科学省に提出される。同会議は、今の就職活動が、学生の教育研究に影響しているとして、新しい採用方法の提案などで大学教育の質についての検討にもつなげたい考えだ。

 日本学術会議は、国内の人文社会・自然科学者の代表機関で、文科省の依頼を受けて話し合っている。報告書をもとに同省は議論に入る。

 今回、就職にかんする報告書案をつくったのは「大学と職業との接続検討分科会」で、就職活動早期化で、大学4年間で学ぶ時間を確保できにくくなっている弊害などが出ていることから、対策を考えてきた。

 日本の企業は、大企業を中心に、新卒者を採用する傾向が強い。中途採用はあるものの枠は狭く、希望の企業に採用されなかった学生が「新卒」の肩書を持つために、留年するケースもある。

 報告書案では、「新卒一括採用方式」について、特定の世代に景気変動の影響が出やすい点を問題視。卒業後すぐ採用されなければ正社員になるのが難しいことから、卒業後最低3年は在学生と同様に就職あっせんの対象にすべきだとした。

 企業側にも新卒要件の緩和を求め、経済団体の倫理指針や法律で規制するより、既卒者を新卒者と同じ枠で採用対象とする企業を公表することを提案。政府にも、卒業後も大学の就職支援を受けられるように法律を改正するなど速やかな対応を求めている。

 また、就職活動で学生が学業に打ち込みにくくなっている現状についても、規制のみで対応することには限界がある、と記述。大学が学生をできるだけ長く社会から隔離するのではなく、インターンシップなどの機会を早くから整備することが重要とした。

 大学が就職活動のスキルやノウハウを伝え、資格をとるよう促す動きについては大学教育全体で職業的な能力を育て、成績評価を社会でも意味を持つよう改善することなどを求めた。

 

  卒業後3年間は新卒扱いと考えようとする日本学術会議の提案、大賛成です。現状では、景気の動向に翻弄されてしまい、卒業年度によって学生たちの人生が大きく変わってきてしまう事態となってしまっています。運も実力のうちとは言いますが、景気が良い時と悪いときの格差があまりにも大きすぎる。学生たちにとっては、ひどく過酷だといえましょう。卒業後3年間の猶予期間を与えられることは、学生にとっては心強いサポートとなるはずです。ぜひこの提案を実現してほしいと思います。

志を貫くということ

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 大学でのキャリアアドバイザーの仕事を担当しておりますが、先日相談に来てくれた学生の事例が印象的で、ご紹介します。

 彼女は、銀行、保険、リースなど、金融関係を回っていたのですが、なかなか思うように面接が進んでいかないと相談にきました。エントリーシートを見せてもらいましたが、自己PRや志望動機など、それこそ時間をかけて一生懸命に書いていることはよくわかるのですが、今一つ他人行儀の迫力のない文書となってしまっています。私は、自己PRや志望動機には、その人の志や夢、ヴィジョンという基軸で、一本の筋を通す必要があると思っています。ですから、どんな夢を将来にかけて持っているのかについて、いろんな視点から話し合ってみましたが、そこそこ優等生的な回答をすることはできるのですが、響きがなんとなく軽いことが気がかりでした。全体的に肩に力が入っており、そうしたいと本音で思っていないのだけれども一生懸命に心にもないことを言おうと努力している様子が見えたので、少し雑談的に金融の総合職以外の可能性を話し合ってみたのでした。以下その大体の展開です。

私:「就活は自分の幸せにためにすることが大切なんだよ。たとえ立派な会社に内定が取れても自分の幸せにつながらないところだったら何の意味もない。」「私自身は、会社に使われるのではなく、自分で会社を興して好きな仕事をしているがとても幸せだ。そういう生き方もある。いろんな可能性があるんだよ。」

学生:「そうですよね、私の実家も自営なんですが、お父さんはそこそこ楽しそうです。」

私:「へー、何のお仕事をされているの?」

学生:「建築の設計事務所です。」

私:「あなたは、建築の道を進もうとしなかったの?」

学生:「私にも、建築にあこがれがあったんですよね。だけど、設計だとか工学的なかかわりじゃなくて、女の子らしく建物とかかわりたいと思ったんです。」

私:「女の子らしいかかわり方?」

学生:「私が子供のころ、お父さんが事務所を建てるときに、『エントランスのタイルどんなのがいい?』って聞かれたときに、ピンクのタイルのかわいらしいデザインがいいと提案したら、採用してくれて本当にその玄関になった時、とっても感動したんです。」

私:「そりゃ、うれしかったろうね」

学生:「そうなんです。私は、設計図を引いたり計算をしたりということは苦手なんですが、それ以来、デザインだとか照明だとか、きれいな過ごしやすい住まいを造ったりすることにあこがれるようになったんです。」「そういえば、そんなことを学びたいから住居学科があるこの学校に来たんだ。」

私:「なんだよ、それならなんで金融なんだよ。建設関係に挑戦していけばいいんじゃないの?」

学生:「お父さんの仕事を見ていて、経済的に厳しいし、大変だなと思って、私には無理かななんて思っちゃったんですよね。」

私:「言っちゃなんだけど、今どんな業界だって厳しいよ。」「志があるなら、それを大切にするべきだと思うよ。志を貫こうとするときには必ず障害が起こるけれども、それは、試されているんだよ。ちょっと難しそうだからって、本当にやりたいことは、簡単にあきらめてはいけないんだ。」

学生:「そうですよね、私、なぜだかやりたいことを忘れてました。無理って思ってたかもしれない。」「やっぱり好きな道のほうがいいですよね。」

私:「そりゃそうだよ」「女の子らしく建物とかかわる道ならいっぱいあるよ。家づくり、リフォーム、エクステリア、インテリア、キッチン、家具、などなど、たっくさんの可能性があるよ。」

学生:「わかりました、私、なんでこんなに志望動機が書きづらいんだろうと思ってましたけど、やりたくないことだったから書きづらかったんですね。建築関係だったらどんどん書けそうです。」

私:「そうそうそうその調子、もう一度、その路線で自己PRと志望動機は練り直そうよ。」

学生:「そうします。何だか私頑張れそうです!」

 

 どうしても、将来の不安と焦りに圧倒されて、内定が取れやすいところだとか安定度の高そうなところなど、本来そんな夢を持っていないところにアプローチをしている学生が多いと思います。この学生は、考え込みすぎて、本来の自分の志を忘れてしまっていたわけです。

 就活は、自分の幸せのためにするもの。そうしないと怖いからする就職は、人生から逃げようとする生き方であり、決して自分らしい力強いキャリア形成にはつながらないと私は思います。不安な気持ちはわかりますが、ぜひとも自分の夢や幸せをあきらめないでほしいですね。本気を出せば、必ず夢を実現できる。そんな力を人は持っていると思います。そんな思いを大切に全国の就活生に頑張ってほしいと思います。

国の就活対策本格化

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  大学生の「就業力」アップ、国が5年計画  (2010年3月14日  読売新聞web)


 大学生の就職内定率が就職氷河期以来の落ち込みを記録する中、文部科学省は、2014年度までの5年を大学生・大学院生の「就業力」向上の重点期間と位置づけ、大学の財政支援などに乗り出す。

 10年度予算案で、既存の補助金などと別枠で30億円を確保、公募により、インターンシップ(就業体験)を卒業単位に認定するなど積極的な指導を行う国公私立大130校に資金配分する。また、私大約500校に来年度まで就職相談員を配置、大学生らの就業危機脱出を支援する。

 公募で選ばれた大学には、国立大への交付金や私学助成とは別枠で1校につき約2300万円ずつ配分する。選考基準は今後定めるが、1年生から将来の進路を考える科目が必修化されている金沢工業大(石川県)や、調査能力、国際感覚など社会人に必要な能力育成を意識した講義を行う東京女学館大(東京都)、就業体験を単位に認定している一橋大(同)などの例を念頭に置いている。

 財政支援を行うことでこうした取り組みが他大学に波及する効果も期待している。大学院生や、就職が決まらない既卒者の支援も産業界などと連携して進める。

 一方、就職相談員の配置は、企業で採用や人事を担当した経験者や民間の就職支援関連資格保有者の雇用費用を国が負担するもので、国公立大と一部私大を除く495校を対象に来年度まで支援する。

 同省などが12日に発表した2月1日現在の大学生の就職内定率は80%(前年同期比6・3ポイント減)で、調査を始めた00年以降で過去最低。新卒で就職する学生の3割が3年以内に離職しているというデータもある。各大学は独自に指導を行っているが、個々の学生の個性や職業観を踏まえた職業教育を行う大学がある一方、「面接対策など小手先の指導にとどまる大学も多い」(文科省)という。

 

 

 国の就活対策が、具体的に出てきました。大学を通しての就活バックアップ予算という形がはっきりしており、大学に就職支援を促す強力な後押しとなると思います。ちょっと前までは、大学の中でも、「大学は就職対策をする場ではない」とかたくなに主張する勢力が少なからずありましたが、近年の情勢を踏まえて、力を合わせて学生のキャリアを応援していこうとする基調ができてきたことは素晴らしいことだと思います。やはり、今の若者たちには、さまざまな意味で生き方、キャリア形成、就職活動に対する支援が必要だと思います。

 ただ、単に企業に就職することだけを目的とするのではなく、たとえば起業家育成講座など、自立志向を促すことができる教育にも目を向ける必要があるのではないかと私は思います。若者たちは確かに経験不足であり頼りないように思えますが、新しいビジネスチャンスを捕まえる感性は、若者たちに勝るものはいませんよ。新しい時代を創る主人公は、常に若者たちであり、若者たちが、権威に頼るのではなく自分自身のアイデアと可能性をよりどころとして、勇気を持ってたくましく未来を拓くことが、結果的に未来の国の経済活力につながっていくのではないでしょうかね。

 商売のはじめ方、会社の起こし方、物の売り方、利益の上げ方、お客さんとの付き合い方、仕事の喜び、会社の育て方、起業家としての心の持ち方、成功に必要な様々な要素、そんなことを学ぶことができたら、きっと若者たちも、自分たちの新しくみずみずしい視点でアイデアを引き出し、ビジネスチャンスをつかんでいくことがきっとできるんだろうと私は思います。

 そんな起業家支援も、就活支援と同様に、国の政策として期待したいところです。

  大学生の就職内定率80% 氷河期下回り最悪に  日経新聞WEB 12日

 
 今春卒業予定の大学生の就職内定率が、2月1日時点で前年同期を6.3ポイント下回る80.0%で、1996年の調査開始以来、過去最悪だったことが12日、文部科学省と厚生労働省の調査でわかった。就職氷河期と呼ばれた2000年の81.6%も下回り、雇用情勢の厳しさが改めて浮き彫りになった。厚労省によると、今春高校を卒業する就職希望者の内定率(1月末時点)は81.1%だった。

 大学生の5人に1人が内定を得ていない状況について、文部科学省は「景気低迷の影響が大きい。各大学はきめ細かい就職指導をして改善を図ってほしい」としている。

 文科、厚労両省の調査によると、大学生の内定率は、男子が前年同期より6.4ポイント低い80.1%、女子が同6.3ポイント低い79.9%だった。中でも私立大の女子は8.2ポイント減の76.2%と苦戦ぶりが目立った。 (14:01)

 予想はしていましたが、就職氷河期を超える内定率の低さとなってしまったということ、これは、学生たちにとって一大事です。現実的に、就職できないで、将来の方向性が観えずに卒業せざるを得ない若者たちが相当数出てしまうことになります。

 暴風雨の逆風の中で、一生懸命に頑張ったにもかかわらず、どこからも受けいれられることなく、大学という居場所も失って、一人社会の中でどこにも所属することができずに、また将来の希望を見ることができずに途方に暮れている若者たちの心境を思うと、とても胸が痛みます。並大抵ではない厳しい状況だと思いますね。

 この傾向が、今年だけではなく、採用を控える企業がますます多くなる来年以降も続く状況をみるにつけ、何か大々的な救済策を取る必要があると思いますね。こんな不運な環境で結果が出なかった若者に対して自己責任という言葉を使うことがいかに残酷かを考えてほしいと思いますよ。

 また、若者たちも、こうした経済状況は、必ずぶり返しが来るので、数年後の中途採用ラッシュを見込んで、じっくりと資格や能力トレーニングに励んで、自分磨きに当面は時間を費やすのも大切かと思います。

 さらに、企業社会で社員として生きるだけが人生ではないと見切りをつけることも大切なことと思います。内定を取れなかった学生にとって、一流企業に内定を取った学生は、羨望の的、うらやましいと今は思っているかもしれませんが、彼ら彼女らがその後幸せな人生を送れるとは限らないのですから。このような激動な時代は、大きな会社に勤めて一生安泰でいようとする戦略が一番危険な戦略なのですよ。自営業、起業、農業林業、なども視野に入れて、自分らしくたくましい道へと一歩踏み出すことも大切なことです。人は、本気になれば、不思議に道は開けるものですよ。

 いずれにしても、状況が厳しいからと言って、自信が折れること、絶望することだけは慎んでほしいと思います。今の苦しみは、意味がないわけではない。むしろとても大きな意義があるのかもしれません。「あの時の苦しみがあるからこそ今の大成功があるのだ」といえる未来がきっと来るかもしれないのですから。

  高校生の内定率5年ぶり低水準=文科省  時事通信 2010年02月24日

 今春卒業を予定する高校生の就職内定率が昨年12月末時点で前年同期比7.5ポイント減の74.8%だったことが23日、文部科学省の調査で分かった。この時期の内定率は2年連続で悪化し、下落幅は過去最大。最近では2004年12月末に次ぐ低い水準となった。
 調査は、教育委員会などを通じ全国の高卒予定者の状況をまとめた。就職希望の18万3223人のうち、内定を得たのは13万7128人。残る4万6095人は就職先が決まっていなかった。
 内定率は男子が7.3ポイント減の79.7%、女子が7.8ポイント減の68.5%。都道府県別では沖縄の46.0%から富山の91.0%まで差が付いた。
 学科別にみると看護科が50・0%、普通科が65.1%で苦戦。高かったのは工業科の88.4%、福祉科の80.6%などだった。 (了)

 

 高校生の内定率の下落幅が過去最大で、2004年に次ぐ低い水準となったとのこと。今年の就活生は、とてつもない逆風の中で戦い続けなければならない。単に年のめぐりあわせでこうも就活環境が変わると何とも理不尽なものを感じてしまいます。しかし、苦あれば楽あり、痛みは成長への糧となるとも言われており、きっと就活生の苦労は、意味のないものではなく、将来の大きな幸せに必ずつながるものと信じて応援していきたいと思います。

 ただ、長年就活生の応援の仕事をしてきた私にとっては、人生が、こうも企業や経済環境に振り回されてしまうということに、少々憤りを感じてしまいます。学生たちも、自分のキャリアを考える上で、会社に頼る生き方だけではなく、自分自身の力で生きる生き方、たとえば、起業、個人事業、農業、職人、専門家、などの個人の力で生きる生き方を模索する必要があるように思えます。

 独立自尊、福沢諭吉さんが若者たちに伝えたメッセージですが、まさに現代、この独立自尊の精神が必要なのかもしれません。「あてになるのは大きな企業や組織ではなく、自分自身である」という考えは、間違いなく真理の一つなのだろうと思います。私自身は、10年ほどサラリーマンを体験したのちに独立しましたが、明らかに幸せなのは、独立後でしたね。確かに所得は不安定になりましたが、使用人の立場から経営者の立場に、振り回される人生からリードする人生に、脇役から主役の人生に、被害者意識の人生から幸せを実感する人生へと大きく変わったのです。学生たちにもこの幸せをぜひ実感してほしいですね。社員にしてもらうだけが人生ではないのですよ。自分で人生をつくれる力を人は持っているもの。ぜひ自分の可能性を信じて、早い段階から独立自尊を視野にいろんなことにチャレンジしてほしいと思います。

就活は、人生における正念場
大変な逆境があなたを待ちうけているかもしれないが、
決してひるんではいけない。

就活に必要なことは、
①自分の幸せ(志)のために就職するのだという心構え
②戦いに向かうための必勝の武器と防具(自己PRと志望動機)
そして、自信と誇りだ。

明けない夜はない。春の来ない冬もない。
どんなに苦しくとも、あきらめずに頑張れば必ず道は開ける。
十分な心構えと準備を整えて勝負に打って出よう。
貴方は必ず勝てる!

さあ、勝利の栄光を手に入れよう!

就活の目的

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就活の目的は、内定を取ることではない。

就活の目的は、あくまでも自分が幸せになることだ。

戦いの中では、不安、恐怖が行動をたきつける原動力になり、

希望や夢は、間抜けな人間のたわ言のように思える。

だけど本当は、夢を忘れた人間が間抜けなのだ。

相手は、あなたが、ぶら下がろうとしている人なのか、

ともに成長しようとしている人なのか、

様々な観点から見極めようとするだろう。

もしあなたが胸に勇気と信念を持たないのならば、

それは、単に今の苦境から逃げようとしているだけのことだと

見抜かれるだろう。

自分の夢をあきらめてはいけない。

あなたには、壮大な夢を実現できる充分な力があるのだから。

志の基軸を折ってはいけない。

それが人生をかける価値のある哲学なのならば、

どんな嵐にも倒れない巨木のように大地に根を張り、

粘り強く筋を通して頑固に理想を守り通すのだ。

忘れてはいけない。

たとえどこかに内定が取れたとしても、

それがあなたの幸せにつながらないものならば、

何の意味もないのだということを。

あなたは必ず幸せになれる。

人には、人の想像以上の可能性がまどろんでいる。

その可能性を引き出すカギは、勇気だ。

巣食ってしまった恐怖と不安を、

勇気の剣で祓い清め。

夢と志を思い出して、

自分の幸せに向けて、舵を切りなおしなさい。

希望に向けた一歩は、奇跡への一歩である。

一夜にして奇跡は起こる。

奇跡の復活戦への第一歩を踏み出そう。

J短期大学で、就職活動支援講座「就活に役立つコミュニケーション講座」を担当しました。概要は以下の通りです。

【就職に役立つコミュニケーション講座】

<目的>

1.就活におけるグループワーク面接のスキルを高める。

2.就活に必要なコミュニケーションスキルを高める。

 

<内容>

第1講「オリエンテーション」
  ⑴就職活動とは
  ⑵就職活動に向けての心構え=自信と誇りの重要性
  ⑶私のヴィジョン
第2講「コミュニケーションの重要性」
  ⑴面接とは
  ⑵コミュニケーションとは
  ⑶コミュニケーションと創造性

第3講「効果的なコミュニケーション」
  ⑴グループワーク面接対策とは
  ⑵効果的なコミュニケーションに必要なこと
第4講「3人寄れば文殊の知恵」
  ⑴意思決定の実習について
  ⑵ダイアローグについて

第5講「答えのないコンセンサス」
  ⑴価値観について
  ⑵価値観の対話について

第6講「ディスカッションスキル①」
  ⑴グループディスカッションについて
  ⑵グループディスカッション演習

第7講「ディスカッションスキル②」
 ⑴プレゼンテーションについて
 ⑵グループディスカッション演習

 

 毎週水曜日、4時30分から6時に開催される講座で、全7回、7週間にわたって担当しました。

 本講座は、当校において、初めての試みとなる講座でしたが、温かいキャリアセンターのスタッフの皆さんのご支援と、真剣に本講座に長丁場にわたって受講してくれた素晴らしい学生たちのおかげで、本当に素晴らしい講座として終了することができました。本当にありがとうございました。

 最終講では、「未来に向けて成長する企業の要件」と題して、今後成長するであろう企業に必要な要素についてグループディスカッションをするエクササイズがあったのですが、このグループワークとプレゼンテーションが素晴らしかった!

 回を追うごとにコミュニケーションのスキルを高めてきた学生たちは、最終回には、今までに学んだすべてをいかんなく発揮して、最高の形でチームワークを発揮してくれたと思います。最終セッションは、初回のそれと比べて、発言や言動、自由さや大胆さ、作品のクオリティなど、格段の違いがありました。

 未来に輝く企業の要件として挙げてくれた学生たちの結論は、「エコや国際協調など、現在社会問題化している事柄に真剣に立ち向かおうとする企業が成長する」「顧客だけでなく、社内においてもコミュニケーションを活性化し、人を大切にする企業が成長する」。こうした結論は、企業経営者がまさに今学ぶべき重要なポイントだと思います。学生たちを先生にして、企業の役員や経営者は、謙虚に耳を傾けて学んだほうがいいですね!

 7回にわたって共に学んだ学生たちは、元気で明るく、正直で若い情熱に溢れています。こんなに素敵な子たちがこれから厳しい就職活動という戦場に立ち向かわざるを得ないのだと思うとかわいそうになりますが、こればっかりは致し方がありません。ちなみに、来年の3月には、全1年生を対象に、自己PRと志望動機の書き方の講座を担当する予定です。戦場でボロボロにされないように、始終有利に戦いを進められるように何とかバックアップしてあげたいと思います。

 悲しいけれども、人は、痛みから大きく成長できるもの。当面は、とてつもない試練と直面することになると思いますが、一生懸命に頑張れば必ず道は開けるもの。私も応援しますから、ともに頑張りましょう!

就職内定率62.5%!

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 来春卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日現在)は62.5%で、前年同期より7.4ポイント下回ることが18日、文部科学、厚生労働両省のまとめで分かった。下げ幅は、調査を始めた96年以降最大で、内定率も03年の60.2%、04年の61.3%に次いで3番目の低さとなっている。

 下げ幅が00年前後の「就職氷河期」より大きいことから、昨秋からの急激な不況による就職状況の悪化が、改めて浮き彫りになった形だ。

 調査は全国の国公私立大62校を抽出し、就職希望者に占める内定者の割合を調べた。男子は前年より5.4ポイント減の64.4%、女子は8.5ポイント減の61.6%だった。文系は61.2%(前年同期比9.2ポイント減)、理系は68.5%(同0.4ポイント増)と、女子と文系の学生の悪化が目立った。私立は59.6%(同9.4ポイント減)で、国公立の71.3%(同1.9ポイント減)との差が開いた。特に厳しいのが私立の女子学生の57.3%で、下げ幅は11.7ポイントと過去最大となった。

                                  朝日新聞 11月19日朝刊

 

 大学生の内定率が発表されましたが、下げ幅は最大で、就職氷河期並みの62.5%という低い数字になりました。内定率とは、分母が、全卒業生ではなく、卒業生の中の就職希望者の数なので、あまりの厳しさに就職をあきらめて他の道を選ばざるを得なかった学生も含めると、ほぼ50%程度ではないかと思います。2人に一人が就職できないとは、本当に深刻な事態です。

 卒業が迫りつつある状況で、一生懸命に就職活動をしても、どこにも内定を取れず、絶望の中にありながらも活動を続けざるを得ない学生たちの気持ちを考えると、胸が痛くなります。大変な困難に直面している若者たちには、やはり助けが必要だと私は思いますね。この苦境を一人で乗り切れというのは酷というものでしょう。政府も、就活対策施策を検討しているようですが、ぜひ早めに対応してあげて、絶対に見捨てないようにしてあげてほしいと切に思います。

 現在就活中の4年生たちは、本当に不運としか言いようがありません。嵐に翻弄される小舟のようです。しかし、苦あれば楽ありで、一生苦しいわけではありません。苦しみが大きければ大きいほど、のちにやってくる喜びは大きくなるものですよ。また、人間は、悲しいけれども、痛みから大きく成長できるもの。いまの苦しみは、決して意味のないものではなく、皆さんの今後の人生の大きな糧となると思います。人生は、何とかなるものですよ。自分の人生の力強さを信じて、自分の幸せを実現するのだという信念を大切にして、できることをしっかりとぜひ頑張ってください。何もできませんが、心から応援しています!

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